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ザ・ローリング・ストーンズのピアニストであるチャック・リーヴェルは2026年にヨーロッパ・ツアーが行われる可能性を示唆している。
ザ・ローリング・ストーンズは2023年発表のアルバム『ハックニー・ダイアモンズ』を携えて、昨年北米ツアーを行っている。
しかし、今年予定されていたUK&ヨーロッパ・ツアーは適切な会場や移動手段、あらかじめ決まっていた活動が絡み合って却下されることになったと報じられている。ザ・ローリング・ストーンズはロンドンのトッテナム・ホットスパー・スタジアムのほか、パリ、バルセロナ、ローマで公演を行うと報じられていた。
今回、チャック・リーヴェルは『ザ・サン』紙に対してザ・ローリング・ストーンズがヨーロッパでいくつか公演を行うかもしれないと語っている。『ブラック・アンド・ブルー』の再発イベントに出席した『ザ・サン』紙にチャック・リーヴェルは次のように語っている。「ロックンロールからはまだ引退したくないはずだよ。自分の考えではそれは間違いない」
「ここ数年はアメリカでかなりやってきたから、見込みがあるのは別の場所で、有力なのはおそらくヨーロッパなんじゃないかな」
チャック・リーヴェルは先日ロニー・ウッドがニュー・アルバムが完成したとして、2026年にリリースされると語ったことについても同様の見解を述べている。
「レコーディングをやっていたんだ」とチャック・リーヴェルは語っている。「すでに新しい曲があると思うし、きっと素晴らしいはずだよ。バンドはそれを披露したいとも思っているはずだよ」
先日、プロデューサーのアンドリュー・ワットはザ・ローリング・ストーンズの新作を手掛けていることを明らかにしている。
2023年発表の『ハックニー・ダイアモンズ』を手掛けたアンドリュー・ワットだが、米『ローリング・ストーン』誌に次のように語っている。「以前にも言ったことがあるんだけど、バットマンのために仕事をしている感じなんだ」
アンドリュー・ワットは詳しい話ができないことについて次のように説明している。「ざっくりと言うとすれば、一緒にレコーディングしたとは言えるよ。でも、それだけだね」
今年9月、キース・リチャーズの息子であるマーロンも新作を制作しているとして「完成間際」だと語っている。
「今はロンドンでレコーディングをやっているんだ」とマーロンは語っている。「西ロンドンのチジックかどこかでやっている。完成間際だと思う。相変わらずランチの後から夜中の2時までとか、とんでもない時間までやっているんだ。そんな夜の時間は別の場所にいたほうがいいね。自分が参加していないと退屈だからね」
ザ・ローリング・ストーンズが具体的に何に取り組んでいるのかと問われると、マーロン・リチャーズは次のように答えている。「アルバムだと思うよ。前作から十分残っていたものがあったからね」
「グラミー賞も受賞したから、士気が上がっているんだ。『よし。もう1枚作れるはずだ。望むんなら、まだまだあるぞ』ってね。次回作をやっているんだと思うよ」
2023年の時点でロニー・ウッドは『NME』に次のアルバムが出るまでに18年かかるかと訊かれて「そんなに長くはかからないと思うよ」と語っている。
「ザ・ローリング・ストーンズの曲というのは進化していくんだけど、最初に曲をやった時のエッセンスがあるかどうかが重要なんだ。ちょっと気乗りしない曲というのもあったけど、でも、もう一度見てみる必要があるんだ。それがいい音楽を作る方法なんだ。粘土みたいにこねていくんだよ。ミケランジェロのように大理石から車を作るんだよね」
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