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アデルはファッション・デザイナーのトム・フォードが手掛ける新作映画で女優デビューを果たすと報じられている。

このプロジェクトは クリストファー・イシャーウッドの小説『ア・シングル・マン』を原作とした2009年公開の『シングルマン』、クライム・スリラーの2016年公開の『ノクターナル・アニマルズ』に続いて、トム・フォードが監督を務める3作目になる。

次回作はアン・ライスが1982年に刊行した『トニオ、天使の歌声』を映画化するもので、去勢されたマエストロとヴェネツィアの貴族がオペラ界に名を刻むことを夢見て共に闘う姿を描いた作品となる。

『デッドライン』は本作でアデルが女優デビューを果たすと報じており、他にもコリン・ファース、マーク・ストロング、タンディ・ニュートン、ニコラス・ホルト、アーロン・テイラー=ジョンソン、15歳のオーウェン・クーパーが出演するという。オーウェン・クーパーはネットフリックスで配信された『アドレセンス』でブレイクを果たしており、男性としては最年少でエミー賞を受賞している。

アデルはラスベガスでの連続公演とミュンヘンでの公演を終えて、現在、音楽活動は休止している。アデルは以前にも女優業への進出を示唆して、2018年公開の映画『ジョン・F・ドノヴァンの死と生』に出演する可能性をほのめかしていた。

映画『ジョン・F・ドノヴァンの死と生』はグザヴィエ・ドランが監督を務め、キット・ハリントンが主演を担当している。グザヴィエ・ドランはアデルの“Hello”のミュージック・ビデオを手掛けたことで知られている。

「批判が上がるのは分かっているけど、グザヴィエ・ドランと仕事をしてみて、演技をやってみたいと思った。彼のためなら映画に出るわ」とアデルは当時『ガーディアン』紙に語っている。アデルは映画に音楽を提供しているが、出演することはなかった。

トム・フォードによる『トニオ、天使の歌声』はロンドンとローマでプリプロダクションの状態にあると報じられており、来年撮影が予定されている。映画は2026年後半の公開が予定されている。

先日、アデルはテイラー・スウィフトの最新作によって自身の持つセールス記録を塗り替えられたことが明らかになっている。

米『ビルボード』誌は『ザ・ライフ・オブ・ア・ショーガール』の初週セールスがアメリカだけで350万枚に到達したことを報じている。このうち320万枚はフィジカルとデジタルによる直接セールスとなり、残りの30万枚はストリーミングで計上されたものとなっている。

これはアデルが『25』で2015年に記録した初週セールス、337万8000枚を超える数字となっており、米『ビルボード』誌がストリーミングの合算セールスを採用した2014年以降で最多の1週間あたりのセールス枚数となっている。

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