Photo: GETTY

マイケル・ジャクソンは伝記映画『マイケル』の第1弾トレイラー映像が音楽伝記映画のトレイラーとしては最多の視聴回数を記録していることが明らかになっている。

本作はマイケル・ジャクソンの生涯とキャリアを振り返るもので、ジャーメイン・ジャクソンの息子であるジャファー・ジャクソンがマイケル・ジャクソン役を務めている。また、アカデミー賞にノミネート歴のあるコールマン・ドミンゴが父親のジョー・ジャクソン役を担当している。

第1弾トレイラー映像は現地時間11月6日に公開されており、『ハリウッド・レポーター』によると、公開から24時間で音楽伝記映画の予告編としては史上最多の視聴数を記録したという。

ウェーヴメトリックスが発表した数字によると、第1弾トレイラー映像は全世界で1億1620万回視聴されたとのことで、音楽伝記映画としてもライオンズゲートの作品としても史上最多の視聴数となっている。

映画はニア・ロングが母親のキャサリン役を、マイルズ・テラーがマネージャーのジョン・ブランカ役を担当している。ジョン・ブランカはマイケル・ジャクソンの遺産管理団体の共同執行者であり、本作のプロデューサーも務めている。

今年4月、マイケル・ジャクソンは製作中の伝記映画が二部作になる可能性が報じられていたが、記事執筆時点で二部作となることは確定していない。第1弾トレイラー映像の公開後、ライオンズゲートの副社長のアダム・フォーゲルソンは四半期決算発表の際に二部作になる可能性を示唆している。

「二部作の計画はまだ発表できる段階にありませんが、クリエイティヴ・チームは1作目の公開後すぐにより『マイケル』をお届けできるように懸命に取り組んでいます」

映画『マイケル』については性的虐待疑惑をを追ったドキュメンタリー作品『ネバーランドにさよならを』の監督を務めたダン・リードが批判を寄せている。ダン・リードは「子どもをレイプした人物を美化することになる」と評している。

ダン・リードは脚本の草稿を読んだが、『ネバーランドにさよならを』で告発をした人物が否定されていると述べている。「マイケル・ジャクソンは小児ガンの子供たちの世話をしたり、車椅子の少女と踊ったり、お泊まり会で主に甥っ子たちを抱きしめたりしている姿しか描かれていない。クリエイターたちはプロデューサーのジョン・ブランカと部屋に閉じ込められ、書く内容を指示されたかのようだ」

映画『マイケル』については今年1月に遺産管理団体がドラマ化を禁じていた性的虐待疑惑を描いたために公開が延期されたことも報じられている。

ビートルズ - フリー・アズ・ア・バード/リアル・ラヴ (日本限定盤)(SHM-CD)
Amazonで見る
価格・在庫はAmazonでご確認ください

Copyright © 2025 NME Networks Media Limited. NME is a registered trademark of NME Networks Media Limited being used under licence.

関連タグ