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キッスのジーン・シモンズはクッキーやチョコレート、ケーキといった甘いものに目がないことについてインタヴューで語っている。

ジーン・シモンズは長年好きなものを何でも食べてきたが、年齢を重ねてきたこともあって、最近は好きな甘いものを控えるようになったと認めている。

「ツアー中は関係ないんだ」とジーン・シモンズは『メンズ・ヘルス・マガジン』誌に語っている。「40ポンド(約18kg)の衣装を着て、7インチ(約18cm)のヒールを履くから、毎日チーズケーキを食べていた。何もする必要がなかった。2時間もすれば疲れ果ててしまうんだよ。ステージでかなりのカロリーが消費されていて、つらいトレーニングをするようなものだからね。だから、何でも食べられたんだ」

ジーン・シモンズはどんなに高級な塩味の食べ物でも我慢できるが、甘いものに関しては我慢するのが難しいと語っている。

「パスタとか、フォアグラとか、フランス語がついた料理はまったく問題ないんだ。全然大丈夫なんだよ」とジーン・シモンズは続けている。「ケーキが好きなんだよね。クッキー、チョコレート、ケーキ、そういうものだよ。とにかく目がないんだよね」

しかし、ジーン・シモンズは加齢による代謝の低下で、以前ほど頻繁に、あるいは豪勢に甘いものを食べることはできなくなったと述べている。

「気をつけないといけないんだ。女性みたいな体型とか、そういうことも含めてね。歳を重ねてきて、もう76歳だからね。代謝の問題なんだよ。古い時計の針のように、だんだんとゆっくりになっていく。だから、76歳にもなると、以前のようにはいかないんだ」

ジーン・シモンズはホロコースト生存者の息子として自分の身体を大切にする義務を感じてきたと説明している。ハンガリー系のユダヤ人であった母親のフローレンス・クラインの家族は、ナチスによるホロコースト政策の際に強制収容所に収容され、彼女と兄弟のラリーだけが生き延びている。

「母親は14歳でナチス・ドイツの強制収容所を生き延びていた。だから、彼女の気持ちを絶対に傷つけたくなかった。母の唯一の子どもなんだ。だから、自分が負け犬になって、生計を立てることもできず、自滅していくなんて考えられなかった。母親は私が傷つかないように命を捧げてくれた。なのに、自分で自分を傷つけるなんて。クレイジーだよ。絶対にできなかった」

キッスは1975年発表のライヴ・アルバム『地獄の狂獣 キッス・ライヴ』の50周年ボックスを11月21日にリリースすることを発表している。アルバムはキッスの公式ウェブサイトにあるストアで予約が受け付けられている。

また、キッスはドナルド・トランプ大統領からケネディ・センター名誉賞を受賞することも決定している。キッスはカントリー・ミュージックのジョージ・ストレイト、俳優のシルヴェスター・スタローン、シンガーのグロリア・ゲイナー、ブロードウェイ俳優のマイケル・クロフォードと共に受賞することとなっている。

ケネディ・センター名誉賞は生涯にわたってアートのパフォーマンスを行うことでのアメリカ文化に貢献した人物を表彰するものとなっており、授賞式は12月7日に開催され、ドナルド・トランプ大統領が出席する予定となっている。

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