
Photo: Alex Lake
レディオヘッドは7年ぶりとなったツアーの2日目の公演が行われ、初日から14曲が変更になったセットリストが明らかになっている。
レディオヘッドは11月4日から12月12日にかけてマドリード、ボローニャ、ロンドン、コペンハーゲン、ベルリンでそれぞれ4公演を行うことを発表している。ライヴについては毎晩「バスキングみたいな」アプローチで65曲ぐらいまで絞られた候補曲からセットリストを変更していくとして、円形ステージでのパフォーマンスになることも明らかにされていた。
現地時間11月5日にマドリードのモヴィスター・アリーナで行われた2日目の公演は“2+2=5”で幕を開け、アンコールの1曲目で“Let Down”が披露され、“Everything in Its Right Place”で締めくくられることになっている。
2日目のセットリストでは、“The Bends”、“Jigsaw Falling Into Place”、“All I Need”、“Nude”、“Reckoner”、“Airbag”、“Separator”、“Pyramid Song”、“(Nice Dream)”、“Exit Music (for a Film)”、“Street Spirit (Fade Out)”、“Planet Telex”、“Present Tense”、“The Daily Mail”が今回のツアーで初めて演奏された楽曲となっている。
2日目のセットリスト以下の通り。
2 + 2 = 5
The Bends
Jigsaw Falling Into Place
All I Need
Ful Stop
Nude
Reckoner
Airbag
Separator
Pyramid Song
You and Whose Army?
Idioteque
Bodysnatchers
(Nice Dream)
There There
Myxomatosis
Exit Music (for a Film)
Street Spirit (Fade Out)
Encore:
Let Down
Weird Fishes/Arpeggi
Planet Telex
Present Tense
The Daily Mail
Paranoid Android
Everything in Its Right Place
11月4日にレディオヘッドはツアーに向けた新たなマーチャンダイズのラインも発表している。マーチャンダイズはオンラインでも販売されている。
https://store.wasteheadquarters.com/collections/2025-tour-range
レディオヘッドは2016年にアルバム『ア・ムーン・シェイプト・プール』をリリースしてから、新曲をリリースしていない。ツアーで新曲を演奏する可能性についてジョニー・グリーンウッドは「分からない」と答えている。「ツアーの先のことは考えていないよ」とトム・ヨークは続けている。「ここまで来られたことにもただ驚いているよ」
一方、レディオヘッドはパレスチナとイスラエルの紛争の問題についても語っており、トム・ヨークは「低レベルのアーサー・ミラー作品のような魔女狩り」と評して、「夜も眠れないんだ」と語っている。レディオヘッドは2017年にテルアヴィヴ公演を行ったことで批判を受けており、トム・ヨークはメルボルンで行われたソロ公演で観客からの抗議によってライヴを中断させることになっていた。ジョニー・グリーンウッドはイスラエル人ミュージシャンのドゥドゥ・タッサとのアルバムを作ったことも批判を受けていた。
トム・ヨークはレディオヘッドがイスラエルで公演を行うことは「絶対にない」と述べ、ジョニー・グリーンウッドは「そこは丁重にトム・ヨークと意見を異にさせてもらうよ」と述べている。
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