Photo: Epiphone

オアシスのポール・“ボーンヘッド”・アーサーズは再結成公演でも1984年製のエピフォンのギターを使用していることを明かしている。

ポール・“ボーンヘッド”・アーサーズが使っているのは1984年製のエピフォン・リヴィエラで、ロンドンのウォーター・ラッツでライヴをやっていた頃から1996年のネブワース公演など、30年以上にわたってこのギターはオアシスのライヴで使用されている。

ポール・“ボーンヘッド”・アーサーズは『ディフィニトリー・メイビー』や『モーニング・グローリー』といったアルバムのレコーディングでもこのギターを使用している。

今回、ポール・“ボーンヘッド”・アーサーズはエピフォンと共にこのギターのレプリカを発売しており、2009年以来となった今年のオアシスの再結成公演でも使用していることを明かしている。

「エピフォン・リヴィエラはマンチェスターのボードウォークでやっていた初期のリハーサルからネブワースといった歴史的な公演、リアム・ギャラガーのソロ公演でもずっと使ってきたんだ」とポール・“ボーンヘッド”・アーサーズは語っている。

「オアシスの2025年のツアーでもオリジナルの1984年製のギターをいまだに演奏している。他のギターは考えられないね」

新しくレプリカが発売されることについてポール・“ボーンヘッド”・アーサーズは次のように続けている。「当時、このギターを体験してくれた観客だったり、今回のツアーを観に来てくれた人たちに新しいギターを届けられることに興奮しているよ。弾きやすいし、サウンドもすごいんだ。気に入るはずだよ」

エピフォン・リヴィエラと共にゲム・アーチャーとのコラボレーションとなるギターがエピフォンから発売されることも決定している。こちらはノエル・ギャラガーから贈られたというエピフォン・シェラトンのレプリカとなり、オアシスやビーディ・アイ、ノエル・ギャラガーズ・ハイ・フライング・バーズのライヴで使われたギターとなっている。

レプリカのエピフォン・リヴィエラは849ポンドで、レプリカのエピフォン・シェラトンは1199ポンドで販売される。

https://www.gibson.com/pages/epiphone

オアシスは韓国公演と日本公演をポール・“ボーンヘッド”・アーサーズに代わってマイク・ムーアがギタリストを務める形で行っている。ポール・“ボーンヘッド”・アーサーズは前立腺ガンであることを公表して「次の時期の治療を受けるために」オアシスの再結成公演から一時離脱することを発表している。

オアシスはこの後、オーストラリア公演を行った後、アルゼンチンのブエノスアイレス、チリのサンティアゴ、ブラジルのサンパウロで公演が行われる予定となっている。41公演に及ぶ2025年の公演は11月23日にサンパウロで行われる公演で締めくくられる。

オアシスは1995年10月30日にリリースされた“Wonderwall”が30周年を迎えたことを受けて、『モーニング・グローリー限定7インチ・シングルBOXセット』が輸入盤のみで12月12日にリリースされることも決定している。

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