Photo: Kristen Jan Wong for NME

チャペル・ローンはロックの殿堂入り式典でシンディ・ローパーの紹介役を務めることが明らかになっている。

フェアウェル・ツアーを行ってきたシンディ・ローパーは11月8日にロサンゼルスで開催される式典でロックの殿堂入りを果たすこととなっている。

シンディ・ローパーはザ・ホワイト・ストライプス、アウトキャスト、サウンドガーデン、ジョー・コッカー、バッド・カンパニーと共に今年ロックの殿堂入りを果たすこととなる。

「11月8日にロックの殿堂にシンディ・ローパーを迎えられることが楽しみです」とチャペル・ローンは動画メッセージで語っている。「彼女はファッションや髪型、もちろんメイクアップや音楽でも私に影響を与えてくれました」

「私は13歳の時に“True Colors”で『アメリカズ・ゴット・タレント』のオーディションを受けました。私は勝ち抜けられませんでしたが、曲が素晴らしいことに変わりはありません。興奮していますし、私を参加させてくれたことに感謝しています」

シンディ・ローパーもこれまでもチャペル・ローンに賛辞を寄せており、ドキュメンタリー『レット・ザ・カナリー・シング』で“Pink Pony Club”を初めて聴いた時のことを振り返っている。

「くすんだ切ないキーボード・ポップだった」とシンディ・ローパーは語っている。「1998年生まれで、私の息子より若いの。そして、あの髪型よね。『メンフィス・ブルース』というブルース・アルバムでやっていたことを思い出した。素晴らしかったわ」

チャペル・ローンはロックの殿堂入り式典でパフォーマンスを披露することも発表されており、ザ・キラーズ、アン・ヴォーグ、ブライアン・アダムス、エアロスミスのジョー・ペリーもロックの殿堂入り式典に出演する。

シンディ・ローパーはロックの殿堂入りが発表された際に次のように語っている。「ほんの数例を挙げると、アレサ・フランクリン、ティナ・ターナー、ジョニ・ミッチェル、ワンダ・ジャクソンといった多くのヒーローたちの仲間入りを果たすことに恐縮しています」

「女性は音楽やロックンロールに重要な貢献をしてきました。誰かが受賞することは私たち全員の受賞でもあります」

シンディ・ローパーは次のように続けている。「ロックの殿堂でこの栄誉に投票してくれた人々に感謝します。キャリアを通して応援してくれたファンにも感謝します。みなさんがいなければ、こんなことはできませんでした」

チャペル・ローンについてはLGBTQ+コミュニティを支援する「ミッドウェスト・プリンセス・プロジェクト」を立ち上げることも発表されている。

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