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レディオヘッドは11月から12月にかけて行われるヨーロッパ・ツアーで新曲を演奏するかどうかについて語っている。
レディオヘッドは今年9月に7年ぶりとなるライヴを行うことを発表しており、11月4日から12月12日にかけてマドリード、ボローニャ、ロンドン、コペンハーゲン、ベルリンでそれぞれ4公演が行われる。チケットは即座にソールド・アウトとなっている。
レディオヘッドが最後に行ったライヴは『ア・ムーン・シェイプト・プール』のツアーで2018年8月1日にフィラデルフィアのウェルズ・ファーゴ・センターで行われた公演となっている。レディオヘッドは2016年にアルバム『ア・ムーン・シェイプト・プール』をリリースしてから、新曲をリリースしていない。
今回、『ザ・タイムズ』紙のインタヴューでレディオヘッドのメンバーは新曲をレコーディングしてリリースする予定があるかどうかについて語っている。
レディオヘッドの新曲があるかどうかについてジョニー・グリーンウッドは次のように答えている。「分からない」
「ツアーの先のことは考えていないよ」とトム・ヨークは続けている。「ここまで来られたことにもただ驚いているよ」
先日、ベーシストのコリン・グリーンウッドは次のように語っている。「作業中の新曲がない状態でライブをするのは初めてだと思う。でも、新曲が生まれるかもしれないし、生まれないかもしれないし、それは分からないからね」
同じインタヴューでレディオヘッドは次回のツアーでは円形ステージでのパフォーマンスになると語り、セットリストについても言及している。
当然のことながら、次のツアーのセットリストについても様々な憶測が寄せられているが、バンドは65曲ぐらいまで候補曲を絞ったことを明かしており、ジョニー・グリーンウッドは「躍起になって練習しているよ」と語っている。
トム・ヨーク、エド・オブライエン、フィル・セルウェイはバンドの中で「セットリスト委員会」の立場にあるとのことで、毎晩公演が始まる数時間前にセットリストを決定するという。バンドは毎日セットリストが変わることを約束している。「曲があり過ぎるんだよ」とトム・ヨークは語っている。
「僕らは捻くれ者なんだ」とエド・オブライエンは続けている。確実に演奏する曲について訊かれると、トム・ヨークは「サプライズはないよ」と冗談めかして語っている。
またレディオヘッドは7年間ライヴを行わなかったことについて2018年に「ちょっとうまくいかなくなって、止めなければならなかったんだと思う」とトム・ヨークは説明している。「いろんな要素がある。ライヴはよかったんだけど、崖っぷちに立たされる前に立ち止まろうと思ったんだ」
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