
Photo: Kidston/Raymonde/DLT
ザ・トワイライト・サッドはザ・キュアーのロバート・スミスとのコラボレーションとなる新曲“Waiting For The Phone Call”が公開されている。
フロントマンのジェイムス・グラハムとギタリストのアンディ・マクファーレンから成るザ・トワイライト・サッドは長年ザ・キュアーのワールド・ツアーでサポート・アクトを務め、ロバート・スミスが“There’s A Girl In The Corner”をカヴァーしたことでも知られており、ザ・トワイライト・サッドも代わりにザ・キュアーの“M”をカヴァーしている。
ロバート・スミスは2016年にザ・トワイライト・サッドについて「最高の曲を演奏する最高のバンド。常に素晴らしく、エモーショナルで、強烈で、刺激的で、楽しませてくれる」と賛辞を寄せている。
今回、ロバート・スミスは「かかってきてほしくない電話を描いた自伝的叙事詩」と評される“Waiting For The Phone Call”に参加している。
“Waiting For The Phone Call”の音源はこちらから。
「“Waiting For The Phone Call”は悲しみ、愛、そしてメンタル・ヘルスについての曲なんだ」とジェイムス・グラハムは語っている。「こうしたことが私の人生を支配して、病気になった。私は最も大切な人を最も残酷な形で失った。私は常に自分の感情に対処するために曲を書いてきた。アンディと曲を書いていても感情が問題となり、コントロールできなくなっていた。特にこの7年間は逃避であると同時に、人生に意味を見出そうとする機会でもあった」
「私たちはみんな、いつか人生を変えるかもしれない電話を待っている。この曲は残念ながら、かかってきてほしくない電話に焦点を当てたんだ」
新曲“Waiting For The Phone Call”は2019年発表のアルバム『イット・ウォント・ビー・ライク・ディス・オール・ザ・タイム』以来の新曲となっており、アルバムのリリースも見込まれている。ザ・トワイライト・サッドはUK&ヨーロッパ・ツアーを行うことも発表している。
アンディ・マクファーレンは2018年にロバート・スミスとの関係について『NME』に次のように語っている。「彼はいろんな面で助けてくれた。彼はバンドのファンだからという理由だけで、新たなプラットフォームを提供してくれた。彼はこれまでで最も寛大な人だよ。本当によくしてくれるんだ」
ジェイムス・グラハムは次のように続けている。「ああいう人の多くはライヴをやって、いなくなってしまう。しかし、ロバート・スミスは自分の愛する音楽を気にかけているんだ。5年前に悪口を言ったり、くだらない話をしたりするくらいロバート・スミスと言われたら信じられなかっただろうね」
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