Photo: Anthony Ghnassia

ダフト・パンクのトーマ・バンガルテルは現地時間10月25日にパリでフレッド・アゲインとサプライズのDJセットを披露している。

トーマ・バンガルテルはフランスのレーベル「ビコーズ・ミュージック」の20周年を記念して、ポンピドゥー・センターでフレッド・アゲイン、エロル・アルカン、ビジーPと共にB2Bのセットを披露している。

16年ぶりのDJセットとなったトーマ・バンガルテルは“Contact”、“Rollin’ & Scratchin”、“Digital Love”といったダフト・パンクの曲やケミカル・ブラザーズの“Galvanize”、ジョニー・グリーンウッドによる映画『ワン・バトル・アフター・アナザー』のスコアなどをプレイしている。

フレッド・アゲインはインスタグラムで次のように述べている。「昨晩、パリのポンピドゥー・センターでトーマ・バンガルテル、エロル・アルカン、ビジーPと共に一緒にやったんだ。5年間の閉館を前にした最後の夜だった」

「トーマは会場へと向かうエレベーターの中で1992年にこの建物で初めてエレクトロニック・ミュージックに惚れ込むことになったと話してくれた。24年間、マスクなしでちゃんとしたセットをプレイしていないことも教えてくれた。どちらのこともなんと言ったらいいのか分からなかったし、今も分からない」

「最終的に僕が言ったのは、次が24年後じゃないことを願うよということだった。地元にいるような気分にさせてくれた紛れもないレジェンドであるエロル・アルカンとペドロに感謝するよ」

観客が撮影した映像はこちらから。

ダフト・パンクについては2010年にマディソン・スクウェア・ガーデンでフェニックスと共演した映像も先日公開されている。

ダフト・パンクはアンコールでフェニックスが“If I Ever Feel Better”を演奏している時に飛び入りすることとなっている。その後、ダフト・パンクとフェニックスで“Harder Better Faster Stronger”、“Around The World”、フェニックスの“1901”を演奏している。

ダフト・パンクは『ヒューマン・アフター・オール』のリミックス・アルバムが20周年を記念して、初めてアナログ盤でリリースされることが決定している。

限定のゲートフォールド・エディションの2LPとなる『ヒューマン・アフター・オール』のリミックス・アルバムは11月28日にリリースされる。ジャスティス、ソウルワックス、セバスチャン、ベースメント・ジャックス、ザ・フアン・マクリーンらがリミックス・アルバムには参加している。

一方、フレッド・アゲインは10週間で10都市を回り、10曲をリリースしていく「USB002」プロジェクトを発表している。12月12日に全10曲が揃って、アルバム『USB002』の全貌が明らかになることになる。

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