デヴィッド・ボウイにとって初の出演映画となる1967年公開の短編映画の映像がオンラインで公開されている。
『ジ・イメージ』と題されたこの作品は、1967年に2本のポルノ映画の間で公開されていた14分のホラー映画で、ロンドンのピカデリー・サーカスでジェイシー・シネマで数週間上映されていたという。
これまで監督のマイケル・アームストロングによってYouTubeからは削除されてきたが、今回、デヴィッド・ボウイ・アーカイヴが米『ウォール・ストリート・ジャーナル』紙にオンラインでの公開を許可したと報じられている。
監督のマイケル・アームストロングは「18禁に指定されたんだ。短編映画で18禁に指定された初めての映画だったと思うね。理由はその暴力性で、当時はなかったものなんだ」と語っている。出演時のデヴィッド・ボウイは当時20歳で、この2年後の1969年にボウイは“Space Oddity”で最初のブレイクを果たすことになる。
『ジ・イメージ』の映像はこちらから。
今年のレコード・ストア・デイでデヴィッド・ボウイのアナログ盤2種がリイシューされることが明らかになっている。
デヴィッド・ボウイのフェイスブックによれば、今回リイシューされる2つのアイテムは、『ステイション・トゥ・ステイション』からのシングルである“TVC15”と、1971年発表のアルバム『世界を売った男』となっており、『世界を売った男』はオリジナルのドイツ盤のアートワークでリイシューされる。“TVC15”は1976年4月のオリジナル・リリース日から40周年を記念したピクチャー・ディスク仕様となり、ダブルAサイド・シングルとして“TVC15”と、“Wild Is The Wind”の2010年にリリースされたシングル・エディットの音源が収録される。“Wild Is The Wind”のこのバージョンがアナログ盤でリリースされるのは初めてとなっている。
デヴィッド・ボウイは自身69歳の誕生日である1月8日に最後のアルバム『★(ブラックスター)』をリリースしており、その2日後の1月10日に亡くなっている。
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