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ガンズ・アンド・ローゼズのフロントマンであるアクセル・ローズはアルゼンチン公演でドラム・キットに怒りをぶつけ、ステージを降りる姿が目撃されている。

ガンズ・アンド・ローゼズは現在南米ツアーの真っ最中で、現地時間10月18日にブエノスアイレスのエスタディオ・イダルゴで2公演目を行っている。ライヴの幕開けを飾った“Welcome To The Jungle”でアクセル・ローズはカッとなったようで、ドラム・キットに怒りをぶつけている。

アクセル・ローズはコーラスを歌った後、マイクをドラム・キットに投げつけており、レザー・ジャケットを脱いだ後、ステージを降りることとなっている。他の場面でもアクセル・ローズはドラム・ライザーに近寄って、バス・ドラムを蹴りつけている。

オンラインにアップされた映像でアクセル・ローズは観客に「まあ、ぶっつけ本番でやってみるよ」と語っている。アクセル・ローズがバンド・メンバーに不満を感じていたのか、音響に不満を感じていたのかは明らかになっていない。

観客が撮影した映像はこちらから。

今年3月、2006年から長年にわたってドラマーを務めてきたフランク・フェラーがバンドを離れることが発表されている。当初は「友好的にバンドから離れる」ものとされていたが、その後フランク・フェラーは「失意を抱いていくことになる」と述べている。

離脱が発表された翌日、エイウォルネイションのアイザック・カーペンターがガンズ・アンド・ローゼズに参加することも発表されている。アイザック・カーペンターは2014年からエイウォルネイションに参加しており、ダフ・マッケイガンのバンドであるローデッド、アダム・ランバート、ア・パーフェクト・サークルでこれまで仕事をしてきている。

先日、ギタリストのスラッシュはバンドの新作について「全員が考えているからリリースされることになる」と語っている。ガンズ・アンド・ローゼズは2008年発表の『チャイニーズ・デモクラシー』以来、アルバムをリリースしておらず、スラッシュとベーシストのダフ・マッケイガンが参加した最後のアルバムは1993年発表のカヴァー・アルバム『ザ・スパゲティ・インシデント?』となっている。

「現時点で本当にたくさんの音源があるんだ。あとは腰を据えてそれに取り組む規律があるかの問題だね」とスラッシュは語っている。「でも、自分の経験から言うと、ガンズ・アンド・ローゼズというのは先の計画を立てられないんだよ。話し合って『ここで時間を取って、これに取り組もう』なんてことにはならない。そういうことをする度に破綻するんだ」

バンドの活動についてスラッシュは次のように続けている。「インスピレーションが引き金になって自然発生的に起こるんだよ。そうやって気づいたら、走り出しているんだ」

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