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パニック!アット・ザ・ディスコは12年ぶりにドラマーのスペンサー・スミスをステージに迎えている。

昨年10月、パニック!アット・ザ・ディスコは2025年のホエン・ウィ・アー・ヤング・フェスティバルに出演することが発表されていた。当時、どのメンバーがライヴに参加するのかは明らかにされていなかったが、今回のホエン・ウィ・アー・ヤング・フェスティバルのステージはデビュー・アルバム『フィーバーは止まらない』の20周年を記念したもので、アルバムの全曲を演奏している。

初日となった10月18日の公演でブレンドン・ユーリーはバンドを従えて初期のヒット曲を演奏しており、ライヴの終盤でドラマーのスペンサー・スミスをステージに迎えて、観客を驚かせている。

観客が撮影した映像はこちらから。

ブレンドン・ユーリーは観客に「最も古い友人をステージに迎えたいんだ」と語り、“I Write Sins Not Tragedies”でライヴを締めくくっている。

スペンサー・スミスがパニック!アット・ザ・ディスコと共演するのは2013年以来で、当時、彼はアルコールとドラッグ依存症でアメリカ・ツアーを離脱することとなっている。スペンサー・スミスはパニック!アット・ザ・ディスコを2016年に正式に脱退している。

パニック!アット・ザ・ディスコは2023年に約20年に及ぶ活動を経て、解散することをブレンドン・ユーリーが発表していた。

パニック!アット・ザ・ディスコは2023年3月10日にマンチェスターのAOアリーナで行ったライヴが最後の公演となっていた。

当時、ブレンドン・ユーリーは妻のサラ・オルゼショヴスキーが第一子を妊娠していることを明かし、家族のことに集中したいと述べている。

「まあ、すごい旅路でした」とブレンドン・ユーリーは述べている。「ラスベガスで育った自分は人生がこんな場所まで連れてきてくれるなんて想像もできませんでした。世界各地のいろいろな場所を訪れ、その中で友人ができました」

「でも、時に旅は新しい旅を始めるために終わらなければなりません。秘密にしてきましたが、聞いた人もいるかもしれません。サラと僕は最近になって子どもを妊娠しました。父親になるということ、そして妻が母親になるのを見つめることは身が引き締まる思いですし、楽しみでもあります。この次の冒険を楽しみにしています」

ブレンドン・ユーリーは次のように続けている。「つまり、人生における今のチャプターを終わらせて、家族に集中してエネルギーを注いでいこうと思います。だから、パニック!アット・ザ・ディスコはこれ以上存在しません」

ブレンドン・ユーリーはファンの「計り知れないサポート」に感謝の思いを伝えている。「腰を据えてこれを伝える完璧な方法について考えようとしましたが、どれだけ大切なものかは言葉にできませんでした」

「最初からの人も知ったばかりの人も、たくさんの才能ある人々とステージを共有できただけでなく、みなさんと時間を共有できたことは喜びでした。最後のツアーでヨーロッパやUKのみなさんと会えるのを楽しみにしています」

「愛していますし、ありがたかったです。みなさんの存在に感謝しています。ブレンドン」

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