
Photo: GETTY
ディアンジェロが亡くなったことを受けて、娘のイマニ・アーチャーは自身の思いをインスタグラムに長文で投稿している。
ディアンジェロは膵臓ガンとの闘病を経て、現地時間10月14日に亡くなったことが明らかになっている。遺族は以下の声明を発表している。「家族の輝かしい星が現世での光を消すことになりました。ガンとの長く勇敢な闘いを経て、世界中のファンにディアンジェロとして知られるマイケル・ディアンジェロ・アーチャーが天国に召され、2025年10月14日にこの世を去ったことを胸を痛めつつも発表します」
今回、娘のイマニ・アーチャーは父と二人で撮影した写真を投稿して、追悼の意を表している。
「愛する父へ。この計り知れない喪失を表す言葉がありません。まったくもって信じられず、ショックを受けています。あなたは私にとって最大の応援者であり、守ってくれる人物であり、最大の音楽的インスピレーションであり、本当にやさしくて無私無欲の人であり、誰よりも最高の父親でした」
「あなたの勇敢さと強さに匹敵する人は誰もいないでしょう。最後の最後まで私を傷つけるものや怖がらせるものから必ず守ってくれました。本当に愛していました、父さん」
「新しい音楽を聴かせてくれたこと、お気に入りの曲を一緒にピアノで弾いたこと、お気に入りの食事について語り合ったこと。あなたは唯一無二の魂の持ち主で、私を娘に選んでくれたことに感謝しています。あなたなしでどうやって生きていけばいいのか、分かりませんが、あなたのアドバイスを、人生を乗り越えていくにあたってあなたが言ってくれたことは絶対に忘れません。父さん、あなたのことが何よりも恋しいです。私の心は粉々に砕け散ってしまいました」
「もう一度あなたの手を握れたらよかったのに。ずっとあなたを称え、あなたの功績を語り続けていきます。私のやることはすべてあなたのためです。あなたを惜しみながら、毎日あなたの声に耳を傾けていきます。ずっと私はあなたの大事な娘です」
ディアンジェロは1974年2月11日にヴァージニア州リッチモンドで生まれ、子どもの頃に音楽に興味を持つようになった。10代はグループで活動した後、1993年にEMIと契約して、ブラック・メン・ユナイテッドの“U Will Know”を手掛けている。
1995年にデビューアルバム『ブラウン・シュガー』をリリースして注目を集め、アルバムはアメリカでプラチナ・ディスクを獲得している。2000年発表の『ヴードゥー』は批評家から絶賛を受け、全米1位を記録し、2つのグラミー賞を獲得している。ディアンジェロは2014年にサード・アルバム『ブラック・メサイア』をリリースしている。
今年5月、ディアンジェロは手術後の「予期せぬ医療の遅れ」によってフィラデルフィアで開催されたルーツ・ピクニック・フェスティバルへの出演をキャンセルしていた。
ディアンジェロは息子のマイケル、モロッコ、娘のイマニという3人の子どもを残している。マイケルの母親であるソウル・シンガーのアンジー・ストーンは交通事故で今年3月に亡くなっている。享年63歳だった。
Copyright © 2025 NME Networks Media Limited. NME is a registered trademark of NME Networks Media Limited being used under licence.



