
Photo: Rachell Smith
ザ・ラスト・ディナー・パーティーはチャペル・ローンの“Naked In Manhattan”をカヴァーしたパフォーマンス映像が公開されている。
これはBBCラジオ1の『ライヴ・ラウンジ』のために収録されたもので、自身の楽曲“The Scythe”も披露している。
パフォーマンス映像はこちらから。
ザ・ラスト・ディナー・パーティーは10月17日にセカンド・アルバム『フロム・ザ・パイアー』をリリースすることが決定している。
アルバムからは“Second Best”のリリック・ビデオも公開されている。
ギタリストのエミリー・ロバーツが作曲した“Second Best”は結局何度も裏切られると分かっている相手に夢中になる気持ちをテーマにしている。
「過去に戻って自分に言い聞かせられたらと思う。自分はもっと価値があるんだ。誰も二番手だなんて受け入れる必要はないんだ、ってね」とエミリー・ロバーツは語っている。「この曲が私が感じた痛み、怒り、絶望を捉えられていたらと思うけど、何よりも大切なのは、この人物を曲という形で永遠に残し、より成熟した気持ちでこの状況を振り返ることができるようになった今の自分が抱いている反抗心と満足感だと思う」
「このアルバムは物語のコレクションで、アルバムを神話として捉えるコンセプトがそれらを結びつけています」とザ・ラスト・ディナー・パーティーは新作について説明している。「『ザ・パイア』という概念自体が物語の起源となる寓話的な場所となっています。暴力と破壊の場所でありながら、再生、情熱、光の場所でもあります」
「楽曲はキャラクター主体ですが、深くパーソナルなものです。日常的な出来事が病的なまでに極限まで押し上げられています。音信不通になることは殺し屋とのウェスタン・ダンスであり、失恋はこの世の終末も笑い飛ばすことになります」
「歌詞にはライフル、鎌、船員、聖人、カウボーイ、洪水、母なる大地、ジャンヌ・ダルク、灼熱地獄などが登場します。私たちはこうした示唆的なイメージが自分たちの経験したことを語るのに最も正直で、真実味のある方法だと気づきました。ふさわしい感情的な重みを与えてくれるのです」
「今回のレコードは少しダークで、生々しく、気取らないものとなっています。豪華なテーブルにつくのではなく、壮大なランドスケープを眺める視点から描かれています。それはメタテキスト的で皮肉な部分もあり、自分たち自身への内省的な視点のようになっているのです」
リリースの詳細は以下の通り。
ザ・ラスト・ディナー・パーティー
国内盤アルバム『フロム・ザ・パイアー』
品番:UICI-1165/価格:3,300 円(税込)
10月17日発売
ボーナストラック、日本語歌詞対訳、ライナーノーツ
01.Agnus Dei/アニュス・デイ
02.Count The Ways/カウント・ザ・ウェイズ
03.Second Best/セカンド・ベスト
04.This Is The Killer Speaking/ディス・イズ・ザ・キラー・スピーキング
05.Rifle/ライフル
06.Woman Is A Tree/ウーマン・イズ・ア・ツリー
07.I Hold Your Anger/アイ・ホールド・ユア・アンガー
08.Sail Away/セイル・アウェイ
09.The Scythe/ザ・サイズ
10.Inferno/インフェルノ
11.ザ・フェミニン・アージ(ライヴ from Eventim Apollo)*ボーナストラック
12.ザ・サイズ(ライヴ from Festival Cabaret Vert)*ボーナストラック
13.ディス・イズ・ザ・キラー・スピーキング(ライヴ from Gorilla Hall Osaka)*ボーナストラック
14.ナッシング・マターズ(ライヴ from Eventim Apollo)*ボーナストラック
*日本盤&一部海外限定盤ボーナス・トラック
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