Photo: Andy Ford for NME

リチャード・アシュクロフトはオアシスの再結成公演について若いファンにとって「本当のきっかけ」になったと語っている。

リチャード・アシュクロフトは『トークスポーツ』に出演して、オアシスの再結成公演でサポート・アクトを務めたことで受けた影響について語っている。

「この夏は、まるで新たな機運を生み出すきっかけになったように感じているんだ。それは自分やオアシスにとってだけでなく、観客の若い人たちにとってもね」

リチャード・アシュクロフトはコーンウォールに行った時のことを振り返り、公演のおかげで「容赦なく」ファンが押し寄せてきたという。「本当に多くの人がライヴを観ているんだよね。なにせ150万人近い人の前で演奏してきたわけだからね。常にライヴに行った人に出会うことになるんだ」

リチャード・アシュクロフトは多くの若者が曲を書いていることや音楽学校に通っていることを話してくるとして、今回のツアーが若いファンにとって「本当のきっかけ」になったと語っている。「これは本当にエキサイティングなことだと思う。おそらく3年後にはこれがカルチャーになっていくのを見ることになるだろう。来年は無理だね。16歳や17歳の若者がバンドを組むには2〜3年かかるんじゃないかな」

リチャード・アシュクロフトは続けてオアシスのツアーはメインストリームにおける『Xファクター』にような手法から人々の意識を変える可能性があると語っている。「ああいうものって全面的に同意することで自分を犠牲にしているわけだからね。曲を書くことにならないのは分かっているわけでさ」

「オアシスのやったことが素晴らしいのは、ノエル・ギャラガーが22曲ものバンガーを書いたことであってさ。あれは自分にとっても驚異的なことだった。ツアーは彼がいかにとんでもないソングライターかということを示すことになったんだ。ああいうものがメインストリームに戻ってくること、若い子たちがあれに影響を受けたこと、それを見ると、自分でやるほうがずっといいと思うよね」

リチャード・アシュクロフトは以前に若い世代から『Xファクター』に出たことがあるかどうかを訊かれたことがあるとして「断絶」を感じたとも語っている。「自分たちがやっていたのはリハーサル・ルームを取って、小さな会場で演奏して、腕を磨いていった。自分たちは独立した存在で、着たいものを着て、言いたいことを言ったんだ」

リチャード・アシュクロフトは10月10日に通算7作目となるアルバム『ラヴィン・ユー』をリリースしている。リチャード・アシュクロフトは来夏にロンドンのアレクサンドラ・パレス・パークで大規模公演を行うことが決定している。

ビートルズ - フリー・アズ・ア・バード/リアル・ラヴ (日本限定盤)(SHM-CD)
Amazonで見る
価格・在庫はAmazonでご確認ください

Copyright © 2025 NME Networks Media Limited. NME is a registered trademark of NME Networks Media Limited being used under licence.

関連タグ