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ガンズ・アンド・ローゼズのギタリストであるスラッシュはバンドの新作について「全員が考えているからリリースされることになる」と語っている。
ガンズ・アンド・ローゼズは2008年発表の『チャイニーズ・デモクラシー』以来、アルバムをリリースしておらず、スラッシュとベーシストのダフ・マッケイガンが参加した最後のアルバムは1993年発表のカヴァー・アルバム『ザ・スパゲティ・インシデント?』となっている。
スラッシュとダフ・マッケイガンは2016年からガンズ・アンド・ローゼズに復帰しており、それ以降は“Absurd”や“Hard Skool”、“Precious”、“The General”といった新曲はリリースされてきたが、アルバムのリリースについては発表されていない。
今回、『ギター・ワールド』誌のインタヴューでスラッシュは具体的な時期については明言を避けたが、アルバムがリリースされる可能性を示唆している。
「現時点で本当にたくさんの音源があるんだ。あとは腰を据えてそれに取り組む規律があるかの問題だね」とスラッシュは語っている。「でも、自分の経験から言うと、ガンズ・アンド・ローゼズというのは先の計画を立てられないんだよ。話し合って『ここで時間を取って、これに取り組もう』なんてことにはならない。そういうことをする度に破綻するんだ」
バンドの活動についてスラッシュは次のように続けている。「インスピレーションが引き金になって自然発生的に起こるんだよ。そうやって気づいたら、走り出しているんだ」
「だから、出るよ。全員が考えているからリリースされることになるんじゃないかな」とスラッシュは続けている。「なるべき時になるはずだよ」
スラッシュはガンズ・アンド・ローゼズのニュー・アルバムについて昨年も言及しており、ソロ作『オージィ・オブ・ザ・ダムド』のプロモーション時に次のように語っている。「ガンズ・アンド・ローゼズは自身のアルバムを作ろうとしているんだ。そのつもりで仕事をしているんだ。だから、(ガンズ・アンド・ローゼズのメンバーは)このアルバムには参加していないんだよ」
ガンズ・アンド・ローゼズは現在、南米でツアーを行っている。ガンズ・アンド・ローゼズはブラック・サバスの最後のライヴ「バック・トゥ・ザ・ビギニング」にも出演しており、アクセル・ローズはその場でオジー・オズボーンと初めて対面している。
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