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ザ・ビートルズはサム・メンデス監督が手掛ける伝記映画でリンダ・マッカートニーを演じる女優が報じられることとなっている。

サム・メンデス監督は4本に及ぶザ・ビートルズの伝記映画に取り組んでおり、先日、ファブ・フォーの4人についてはハリス・ディッキンソンがジョン・レノンを、ポール・メスカルがポール・マッカートニーを、バリー・コーガンがリンゴ・スターを、ジョセフ・クインがジョージ・ハリスンを演じることが発表されている。

映画は2028年4月に公開される予定となっており、「一気見してしまう映画」と評されている。今回、『デッドライン』はリンダ・マッカートニーを映画『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』への出演で知られるシアーシャ・ローナンが演じると報じている。

今年5月、『デッドライン』は本作に3人の脚本家が参加していることを明らかにしており、ジェズ・バターワース、ピーター・ストローハン、ジャック・ソーンが参加しているという。3人が共同で脚本を執筆しているのか、個別に執筆しているのかは明らかになっていない。

ジェズ・バターワースは多くの成功を収めた映画に参加しており、トム・クルーズ主演の『オール・ユー・ニード・イズ・キル』、『フォードvsフェラーリ』、サム・メンデスが監督を務めた『007 スペクター』に参加している。彼はジェームス・ブラウンの生涯を描いた音楽伝記映画『ジェームス・ブラウン 最高の魂を持つ男』も手掛けている。

ピーター・ストローハンは『教皇選挙』の脚本でアカデミー賞を受賞しており、『裏切りのサーカス』では英国アカデミー賞を受賞している。彼は『ウルフ・ホール』の脚本も手掛けている。

ジャック・ソーンはネットフリックスで配信されている『アドレセンス』をスティーヴン・グラハムと共に手掛けており、『THIS IS ENGLAND』のテレビ版や『ダーク・マテリアルズ/黄金の羅針盤』も手掛けている。

サム・メンデス監督は4作品すべての撮影に1年以上かかることを明らかにしているものの、2028年4月の公開には自信を持っているという。また、『ヴァラエティ』誌はサム・メンデス監督が4作の製作を決定したのは、ミニシリーズの構想を何年も練っていたが、最終的に断念して、「ストーリーが大すぎて1本の映画に収まらない」と判断したためだと報じている。4作の映画はそれぞれ4人のメンバーの視点で描かれるもので、ザ・ビートルズが劇映画のために音楽を使う権利と生涯を描くことに許可を出したのは初めてとなっている。

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