Photo: Mert Alas & Marcus Piggot

テイラー・スウィフトは最新作『ザ・ライフ・オブ・ア・ショーガール』に寄せられている批判について自身の見解を語っている。

テイラー・スウィフトは『ザ・トーチャード・ポエッツ・デパートメント』に続く通算12作目となるアルバム『ザ・ライフ・オブ・ア・ショーガール』を10月3日にリリースしている。ファンからは「最高のアルバム」、「完璧なポップ・ミュージック」といった声も寄せられる一方で、「テイラー・スウィフトでは最悪のアルバム」、「退屈で陳腐」といった声も寄せられている。

アップル・ミュージックのゼイン・ロウによるインタヴューでテイラー・スウィフトは新作に寄せられている批判について言及している。「混乱が起こるのは大歓迎なの」とテイラー・スウィフトは語っている。「ショウ・ビジネスのルールとしてはアルバム・リリースの1週目は私の名前やアルバム・タイトルを言ってもらうことが大切で、それは手助けになる」

テイラー・スウィフトは次のように続けている。「アートに対する人々の主観的な意見というのはすごく尊重している。私はアート警察じゃない。誰もが自分が感じたいように感じる権利があり、エンタテイナーとしてのゴールは鏡になることだと思っている。アルバムというのはワイルドな形で自分自身を見つめる方法になることがよくある。人生で経験していることが、その時に出した私の音楽に共感してもらえるかに影響を与えることになる」

「ファンの人に『昔は『レピュテーション』に共感できなかったけど、人生でもいろんなことがあって、一番好きなアルバムになった』と言われるのが大好きなの。『昔は『フィアレス』好きだったけど、今は『エヴァーモア』に夢中です』とかね。私は真剣に取り組んでいる。音楽を作っている時は自分のレガシーにも目を向けている。自分の作ったものも分かっているし、自分が好きなことも分かっている。『ザ・ライフ・オブ・ア・ショーガール』でテーマにしていることも分かっている。こうしたすべてがレガシーになっていくの」

インタヴューでテイラー・スウィフトは『ザ・トーチャード・ポエッツ・デパートメント』と比較しながら、新作について次のように語っている。「今回のアルバムはキャラクター的により愉快なアルバムになっている。曲を書いている時に焦点を当てたキャラクターとしては、もっとシリアスで繊細で内省的なもので、真摯でストイックなものだった。詩的な性格があった」

テイラー・スウィフトは次のように続けている。「今回のアルバムは、いたずら好きで、陽気で、セクシーで、思わせぶりで、愉快で、お騒がせなショーガールという感じなの。曲作りについては誇りに思っている。メロディーも歌詞もストーリーも誇りに思っていて、キャラクターに出たり入ったりして、それぞれの話法を満喫することができた」

「このアルバムを作るのは私のキャリアを通してずっとやりたかったことだった。というのも、こういう形で楽しみたいと思っていたから」とテイラー・スウィフトは語っている。「いたずらをしたり、思わせぶりにしたり、冗談を言ったり、私のそういった一面を見せたかった。それは私の大きい部分を占めるものだから」

先日、テイラー・スウィフトは『ザ・ライフ・オブ・ア・ショーガール』が最後のアルバムになるという噂について否定している。

テイラー・スウィフトは今年8月にトラヴィス・ケルシーと婚約したことを受けて結婚と共に引退するという噂が広まることとなっている。テイラー・スウィフトはそのことについて「驚くほどひどい言い草ね。結婚するのは仕事を辞められるからじゃない」と語っている。「パニックになることがあるのは分かっている。でも、一緒にいる人を愛しているのは、彼が私のやっていることを気に入ってくれていて、私がアートや音楽を作って充実しているのが好きだからなの」

「トラヴィスの最もクールなところはそこね。彼が自分のことに情熱を注いでいるように、私も自分のことに情熱を注いでいる。そこで繋がっているの。『まだ音楽を作っているなんて残念だ』と彼が言うことになることはないわ」

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