Photo: Andy Ford for NME

ニーキャップはモ・カラのテロ容疑が棄却されたことについて検察が控訴すると報じられたことについて言及している。

今年5月、モ・カラことリーアム・オ・オハニは昨年11月のロンドン公演でヒズボラの旗を掲げたことでテロ犯罪で起訴されている。イギリスではこれらの組織への支持を示すことは犯罪となっている。

しかし、モ・カラのテロ容疑は法務的な問題から棄却されている。ポール・ゴールドスプリング首席判事はウーリッジ刑事法院でリーアム・オ・オハニに対する起訴は「違法」であり、「無効」だとしている。

その判決を受けて、検察庁のスポークスパーソンは次のように述べている。「重要な法的論点について明確にする必要があると考えているため、この事件を棄却する判決に控訴します」

今回、ニーキャップはインスタグラムへの投稿で控訴する意向について「驚くに当たらない」として次のように述べている。「このプロセス全体は警察や裁判所が主導したものではなく、メディアに支持された政治家が主導しているものだ。これは政治的な取り締まりなんだ」

「重要な法的論点などというものはない。検察庁は控訴において何も新しい点を提示していない。代わりにあるのはパレスチナへの連帯に対する国家規模の魔女狩りだ。メディアは私たちよりも先にこの控訴について嬉々として知らされていた」

ニーキャップは控訴について「納税者の税金、警察の時間、裁判所の時間の莫大な無駄遣い」と評して「私たちが問題じゃない。昨日、ガザではイスラエルによるジェノサイドで104人が殺害され、数百人が負傷している。ジェノサイドはイギリスによって支援されているものだ。もう一度、お前らの法廷でお前らと闘ってやる。再び勝利することになるだろう」

モ・カラのテロ容疑が棄却されたことを受けて、モ・カラはイギリス政府に対して法的措置を検討していると語っている。モ・カラは自身とキャリアの評判に与えたダメージと収入の損失について言及して、そこへの法的措置を「間違いなく見据えていく」と述べている。

ニーキャップはハマスやヒズボラを支持しているという説に対して否定しており、個人に対する暴力を煽動しているわけでもないと述べており、映像は「意図的に文脈から切り離された」ものだとしている。

ニーキャップはテロ犯罪で起訴された際に「これは政治的な取り締まりだ。これは関心をそらすためのカーニバルだ。自分たちが論点などではない。大量虐殺が問題なんだ」と述べている。

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