スコットランドの警察は、今年のT・イン・ザ・パークで1名が亡くなったことを明らかにした。
T・イン・ザ・パークは7月10日〜12日の3日間にわたってスコットランドはパースシャーのストラットハラン城において開催された音楽フェスティバルで、今年はノエル・ギャラガーやザ・リバティーンズなどが出演した。
『ガーディアン』紙が報じたところによれば、スコットランド警察は7月11日(土)の午後、フェスティバルのキャンプサイトで36歳の男性が亡くなっているのを発見したという。死因については言及されていない。
フェスティバルの広報担当者は「私たちはこの知らせにひどく悲しんでいます。御家族の悲しみを拝察致します」と語っている。
スコットランド警察は事故や犯罪についての情報も発表しており、今回の死とは無関係にフェスティバルで25人が逮捕されたという。
所長のコリン・ブラウンは以下のように語っている。「ほとんどの人は私たちの指示を守って、責任を守って、フェスティバルを楽しんでくれています。しかし、ごくわずかな人が指示を無視し、面倒なことになっています。私たちの指示は簡単なものです。自分自身や友達の面倒を見て、指示を守って、楽しい時間を過ごして下さい」
土曜日のT・イン・ザ・パークでは、アヴィーチーと並んで共にヘッドライナーを務めたザ・リバティーンズが、待望となった久しぶりのステージを披露している。
ザ・リバティーンズは2004年以来となるT・イン・ザ・パークへの出演で、フェスティバルの中でも最も人を集めたアクトの一つとなった。この日のステージでバンドはニュー・アルバム『アンセムズ・フォー・ドゥームド・ユース』からの新曲“Fame and Fortune”を初めて披露している。
また、この日のステージでは“Can’t Stand Me Now”や“Music When The Lights Go Out”といった過去の楽曲が、観客からの大きな反応を巻き起こすことになった。
“Boys in the Band”の後、ピート・ドハーティが「ちょっと喝を入れてくる」と言って、バンドは数分間ステージを降り、しかし、すぐに戻ってきて、何も言わずに“The Good Old Days”の演奏を始める一幕もあったという。何の説明もされず、トラブルがあったわけでもなさそうだったととのことで、ライヴの最後は、“Time For Heroes”でクライマックスを迎え、笑顔のピート・ドハーティがカール・バラーと愛情を込めてもみくちゃになる一幕もあった。
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