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オアシスがウェンブリー・スタジアム公演でボクサーのリッキー・ハットンに追悼の意を表したことを受けて、息子のキャンベル・ハットンは「これ以上望むべくもない」と語っている。

リッキー・ハットンは9月14日にグレーター・マンチェスターの自宅で亡くなっているところを発見されている。享年46歳だった。死因については発表されていないが、警察は事件性があるとは見ていないという。

リッキー・ハットンはノエル・ギャラガーやリアム・ギャラガーと長年の友人で、2008年にラスベガスで行われたポリー・マリナッジとの試合ではリングまで帯同して、チャンピオン・ベルトを運んだことはよく知られている。

リッキー・ハットンは今夏にヒートン・パークで行われた再結成公演にも足を運んでおり、ノエル・ギャラガーは『トークスポーツ』で亡くなる数日前まで連絡を取っていたことを明かしていた。

訃報を受けてオアシスは9月27日・28日にウェンブリー・スタジアムで行われた公演で“Live Forever”をリッキー・ハットンに捧げている。

今回、リッキー・ハットンの息子であるキャンベル・ハットンはITVニュースで父の死について語っており、「完全に胸を痛めている」と述べている。

キャンベル・ハットンは「私たちは死ぬほどオアシスのファンでした。二人ともです」と続けている。“Live Forever”が捧げられたことについて訊かれると、キャンベル・ハットンは次のように答えている。「これ以上望むべくもありません。みんなからいただいた応援の声は信じられないものでした」

リアム・ギャラガーは訃報を受けてリッキー・ハットンに次のように追悼の意を表している。「リッキー・ハットンのことを聞いて、すごく打ちひしがれているよ。彼と知り合いになれて、ベルトを運んだのは光栄だった。安らかに、チャンプ。リヴ・フォーエヴァー」

ノエル・ギャラガーは『トークスポーツ』で「ヒートン・パークの公演では何度か会ったんだけど、いつものリッキーの感じだったよ」と語っている。「何が起こったのかは分からないけど、彼はメンタル・ヘルスの問題を抱えていて、どうなるかは分からないということだよね。本当に残念だよ。素晴らしいマンチェスター人だったからね。愛らしい奴だった。彼は仲間の一人だった」

ノエル・ギャラガーはリッキー・ハットンと一緒に過ごした日々について次のように振り返っている。「南米でツアーをした時に彼は友人と1週間にわたって付いてきてくれて、その1週間はバンドの一員みたいだったね」

「彼の家族や子どもたち、孫たちにとっては残念だよな。愕然としたよ。でも、彼は素晴らしいキャリアを過ごし、ラスベガスでリアムとベルトを運んだ一晩は最高に楽しい日の一つだった。あんなことができて光栄だったけど、彼とは楽しい夜を過ごしたよ」

「エティハド・スタジアムでまた彼と会えないなんて悲しいよ」

リッキー・ハットンはオアシスの大ファンで、かつて『デイリー・メール』紙に次のように語っている。「子どもの頃からボクシングの世界チャンピオンになりたくて、マンチェスター・シティのサポーターで、オアシスを聴いていた。でも、2階級で4度チャンピオンになって、エティハド・スタジアムで55000人の前でボクシングをやり、ノエル・ギャラガーやリアム・ギャラガーと友人になれたんだ」

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