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ドナルド・トランプ大統領の元選挙対策委員だったコリー・レヴァンドフスキはバッド・バニーによるスーパーボウルのハーフタイム・ショーにはアメリカ移民関税執行局(ICE)の捜査官も訪れることになるだろうと警告を発している。
コリー・レヴァンドフスキはベニー・ジョンソンの番組『ザ・ベニー・ショウ』に出演して、次のように語っている。「この国に不法滞在している人々に安全な隠れ家となる場所など、どこにもないのです。スーパーボウルでも、他の場所でも。必ずや見つけ出し、逮捕し、収容施設に収容し、国外追放します」
現時点でスーパーボウルのハーフタイム・ショーはバッド・バニーが行う2026年唯一のアメリカ公演で、『デビ・ティラル・マス・フォトズ』のワールド・ツアーではアメリカ公演は予定されていない。
バッド・バニーは『i-D』誌のインタヴューでアメリカ移民関税執行局の捜査を恐れていることがアメリカ公演を行わない理由の一つだと語っている。「そのことについては話し合っていたし、すごく懸念しているんだ」
コリー・レヴァンドフスキは2016年にドナルド・トランプ大統領の選挙対策委員を務めており、今は国土安全保障省のアドバイザーを務めている。
「アメリカを嫌いなように見える人物をハーフタイム・ショーの代表に選んだのは実に恥ずべきことだ」とコリー・レヴァンドフスキはベニー・ジョンソンに語っている。
「私たちは排他的ではなく、包括的であるべきだ。あの場で演奏できる素晴らしいバンドやエンタテインメント関係者はたくさんいる。そうすれば、人々は分断されることなく、一つになれるはずだ」
バッド・バニーはハーフタイム・ショー出演の発表時に声明で次のように述べている。「今、感じているのは私自身を遥かに超える感情です。これは私の前に数え切れないほどのヤードを走ってくれた人たちのためのものです。だから、私はタッチダウンを決めることができたのです……私の国の人々、私のカルチャー、私たちの歴史のためのものです。おばあちゃんに伝えて。私たちがスーパーボウルのハーフタイム・ショーをやることになると」
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