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ガンズ・アンド・ローゼズのアクセル・ローズはシュメリアン・コミックスと共に『アクセル・ローズ:アペタイト・フォー・ディストラクション』というグラフィック・ノベルを刊行することが明らかになっている。

プレス・リリースでは次のように説明されている。「人間とロボットが共存する、ネオンに彩られたパラダイス・シティを舞台にした『アペタイト・フォー・ディストラクション』は、社会の片隅に生きる半分人間・半分ロボットのアクセル・ローズが路地裏のラウンジ・シンガーの音楽に慰めを見出す姿を描いている。ラウンジ・シンガーが謎の失踪を遂げると、その答えを探し求めるアクセル・ローズは、人類の運命をも左右する恐るべき陰謀へと巻き込まれていく」

シュメリアン・コミックスの共同創業者にしてシリーズの共同クリエイターであるネイサン・ヨーカムは次のように述べている。「『アクセル・ローズ:アペタイト・フォー・ディストラクション』は生々しいネオン・ノワールの奇妙な夢であり、ロック・アンセムであり、サイバーパンクの予言でもあります。アクセル・ローズと私は、反抗とは単なる態度ではなく、生き残ることなのだという世界を築き上げました。人類の未来を賭けた戦いの最前線に立つ、かつて見たことのないアクセルの姿です」

アクセル・ローズとネイサン・ヨーカムが原作を手掛ける『アクセル・ローズ:アペタイト・フォー・ディストラクション』は絵をフランク・マッツォーリが、カラーをアントニオ・アントロが、レタリングがマイカ・マイヤーズが担当している。

https://sumerian.ink/products/axl-rose-appetite-for-destruction

先日、スティーヴン・ウィルソンはガンズ・アンド・ローゼズの空間オーディオによるリミックスを手掛けたが、バンドによってお蔵入りになっていると明かしている。

ザ・ポーキュパイン・ツリーのフロントマンであるスティーヴン・ウィルソンは過去の名作のリミックスを2009年から手掛けており、これまでティアーズ・フォー・フィアーズ、ABC、シック、ウルトラヴォックス、スウェード、ザ・フー、ヴァン・モリソンらの作品を手掛けている。

空間オーディオは左右だけでなく、様々な方向や距離から音が聞こえてくるような3Dサウンド体験を生み出す没入型オーディオ技術となっている。

しかし、新たなインタヴューでスティーヴン・ウィルソンはガンズ・アンド・ローゼズの『ユーズ・ユア・イリュージョン I&II』のリミックスを手掛けたが、バンドには不評で、アウトテイクやB面曲を含め40トラックをリミックスしたが、お蔵入りになっていると語っている。

「大変だったのは私がやったものをバンドが気に入らなかったということだね」とスティーヴン・ウィルソンはポッドキャスト『スカーズ&ギターズ』で語っている。「レコード会社から話が来て、全曲やってみたんだけど、バンドにすべて拒否されてしまったんだ。だから、世に出ているのは本物のオーケストラを加えた“November Rain”のリミックスだけなんだ」

スティーヴン・ウィルソンは次のように続けている。「残念だよ。あのアルバムにはたくさんの曲が収録されていて、40トラック近くやったんだ。アウトテイクやB面曲なんかをね。でも、バンドは方針を変えて、気に入らないということにしてしまったんだ」

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