Photo: Andy Ford for NME
ターンスタイルはリッチモンドで行われた公演で郡保安官代理が催涙スプレーを使った件について捜査が進められている。
ターンスタイルは現地時間9月24日にリッチモンドのブラウンズ・アイランドで公演を行っており、彼らのライヴでは恒例となっている通り、“Birds”の演奏中にファンにステージに上がるように促している。
観客が撮影した動画ではステージの前にいた警備員が観客を阻止しようとする様子が映っており、警備員が催涙スプレーを使って、近くにいたベーシストのフランツ・ライオンズが後ろずさって目を覆う様子も映っている。
観客が撮影した映像はこちらから。
リッチモンドの保安官であるアントワネット・アーヴィングは「CBS 6ニュース」に対してこの件については現在捜査が行われていると述べている。
当日、会場にいた観客の一人は「CBS 6ニュース」に次のように語っている。「ちょっとスパイシーな匂いがしたんだ。そうしたら涙が出てきた。『そうか、催涙スプレーだ』と思った。みんな、目をすすぐために水をかけていて、息を吐き出そうとしたけど、咳き込んでしまったよ」
ターンスタイルは9月15日にナッシュヴィルからアメリカ・ツアーをスタートさせており、ナッシュヴィル公演ではパラモアのヘイリー・ウィリアムスと“Seein’ Stars”でデュエットを披露している。サポート・アクトとしてはスピード、ジェーン・リムーヴァー、マネキン・プッシー、ブラッド・オレンジ、アミル・アンド・ザ・スニッファーズが出演している。
今年6月、ドラマーのダニエル・ファングは2021年発表の『グロウ・オン』の成功が新作にプレッシャーを与えることはなかったと語っている。「外部の期待に応える時間や余裕なんてある人はいるのかな……誰もそんなことは考えたりしなかったと思う。バンドのメンバー全員には無限の井戸があるからね。他にやるべきことがたくさんあるのに、そんなものを参考にするのは理解できないね」
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