
Photo: Ricardo Gomes
マドンナは2026年にリリースが予定されている『コンフェッションズ・オン・ア・ダンスフロア2』でワーナーに復帰することを発表している。
マドンナはキャリア初期の25年にわたって契約していたワーナーとは17年に袂を分かつこととなっていた。
「ニューヨークで売れないアーティストだった頃から、たった3枚のシングルをリリースするレコード契約を結んだ時、当時は私の世界は二度と元に戻らないように思えた。実際、それは紛れもない事実だった」とマドンナは復帰について述べている。
「ワーナーは最初から私にとって真のパートナーだった」とマドンナは続けている。「こうして再び手を組むことができて嬉しいし、今後、音楽を作り、予想外のことをしながら。必要な議論をいくつか生み出していくのを楽しみにしている」
マドンナは復帰のニュースと共にインスタグラムで複数の写真も公開しており、その中にはよく知られたタイプライターも登場している。
「20年近くが経って、ワーナー・レコードという家に帰ってきたような気分。音楽に立ち返って、ダンスフロアに立ち返って、すべてが始まった場所に立ち返るわ。『コンフェッションズ・オン・ア・ダンスフロア2』、2026」
新しい契約の下で初めてリリースされるのは2005年発表のアルバム『コンフェッションズ・オン・ア・ダンスフロア』の続編となる。
今年2月、マドンナは次のアルバムについて次のように予告していた。「私からのヴァレンタイン・デイの贈り物として、新曲に心血を注いでいることをみんなに伝えられたらと思う。みんなに公開するのが待ちきれないわ。『コンフェッションズ・オン・ア・ダンスフロア』パート2よ」
新作では『コンフェッションズ・オン・ア・ダンス・フロア』を手掛けたスチュアート・プライスと再びタッグを組む形となり、昨年12月の時点でスチュアート・プライスと新曲に取り組んでいることをマドンナは明かしていた。
スチュアート・プライスは20年以上にわたってマドンナと仕事をしてきており、一昨年から昨年にかけて行われた「セレブレイション」ツアーでもプロデューサーを務めていた。
ワーナーのトム・カーソンとアーロン・ベイ=シャックはマドンナが「実家に戻ってくる」のを迎えられて「光栄です」と述べている。「今回の契約は歴史的な感慨深い瞬間と言えるでしょう。彼女がすべてが始まったレーベルに戻ってくることとなり、彼女の比類なき影響力を再確認させ、創造性とインパクトに満ちたエキサイティングな新時代の舞台を整えることになるでしょう」
ニュー・アルバムは2019年にリリースされた通算14作目の『マダムX』以来のアルバムとなる。
マドンナは『マダムX』のリリース時に『NME』に対してものすごく有名になったことについて自身の思いを語っている。「プラスもあれば、マイナスもある。有名になってよかったのは自分の声を持ち、メッセージを広め、自力で戦う力のない人々のために戦うことができ、助けを必要としている人々と自分の富を分かち合うことができることね」
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