
Photo: Ross Halfin
オジー・オズボーンは最後の6年間を追った新たなドキュメンタリーが10月7日よりアメリカのパラマウント+で配信されることが決定している。
2時間の長編ドキュメンタリーである『オジー・オズボーン:ノー・エスケープ・フロム・ナウ』はタニア・アレクサンダーが監督を務めており、「最後のステージに戻るために闘う6年間の闘病生活」を追ったものとなっている。
オジー・オズボーンの家族がプロデューサーを務めている本作は2019年にオジー・オズボーンが節目となった転倒事故に遭い、2年半に及ぶフェアウェル・ツアーを中止せざるを得なくなったところから始まるという。この転倒事故はオジー・オズボーンがその後対処しなければならなくなった一連の健康問題を引き起こすこととなっている。
「数週間入院していました」とエイミー・オズボーンは本作で語っている。「あのように転倒し、過去のように立ち直ることができず、ツアーをキャンセルせざるを得なくなったことが彼にとって最も胸を痛めたことでした」
トレイラー映像はこちらから。
プレス・リリースでは本作について次のように説明されている。「『オジー・オズボーン:ノー・エスケープ・フロム・ナウ』は数々の矯正手術、悪化する健康状態、そしてパーキンソン病の診断による進行性の影響を詳細に描き、勇敢で飾らず、共感できる男の姿が描かれています。オジー・オズボーンの抱える慢性的な痛みが彼のメンタルヘルスにどのような影響を与え、この時期に作った音楽にどのような影響を与えたのかを浮き彫りにします」
このドキュメンタリーは2020年発表の『オーディナリー・マン』、2022年発表の『ペイシェント・ナンバー9』という2枚のアルバムの舞台裏、そして、今年7月に開催された最後のライヴ「バック・トゥ・ザ・ビギニング」も追った内容となっている。プレス・リリースによれば、死後公開されることを想定していた作品ではないという。
「しかし、2025年7月22日に亡くなったことを受けて、このドキュメンタリーはオジー・オズボーンの勇気、機知、決意、そして才能の証として、世界中の何百万人もの人々にとって彼がヒーローであり続けることを示しています」とプレス・リリースには綴られている。
オジー・オズボーンは『オジー・オズボーン:ノー・エスケープ・フロム・ナウ』の配信日である10月7日に最後の回想録『ラスト・ライツ』が発売されることも決定している。
回想録『ラスト・ライツ』に寄せた声明でオジー・オズボーンは次のように語っている。「みんなに訊かれるんだ。『今、知っていることを知った上でもう一度やり直せるとしたら、何かを変えますか?』ってね。私は『変えるわけないだろ』と言うんだ」
「クリーンで、何もやっていなかったら、オジーじゃない。普通に分別のあることをしていたら、オジーにはなっていない。いいかい。明日、終わっても文句はないよ。世界中に行ってきたからね。いろんなものを見てきた。いいこともしたけど、悪いこともやったよ」
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