Photo: John McMurtrie

アイアン・メイデンのフロントマンであるブルース・ディッキンソンはニューオーリンズで路上ミュージシャンとジューダス・プリーストの楽曲を歌う映像がオンラインにアップされている。

現地時間9月6日、ブルース・ディッキンソンは路上ミュージシャンと一緒にジューダス・プリーストの“You’ve Got Another Thing Comin”を一緒に歌っている。“You’ve Got Another Thing Comin”は1982年発表のアルバム『復讐の叫び』に収録されている。

昨年、ブルース・ディッキンソンはジューダス・プリーストによる『復讐の叫び』ツアーについて次のように語っている。「本当になんて素晴らしいレコードなんだろう」

「その前の作品もそうだけどさ。ジューダス・プリーストについてはエイドリアン・スミスが夢中だったんだ。私よりもずっとね。でも、あのアルバムのツアーでライヴを観て、『この人たちは本当にクールだ』と思ったんだ」

ブルース・ディッキンソンと路上ミュージシャンの映像は妻のリアナ・ドルチによってインスタグラムにアップされている。現在、ブルース・ディッキンソンはソロ・アルバム『ザ・マンドレイク・プロジェクト』を引っ提げて北米ツアーを行っている。

パフォーマンスの映像はこちらから。

先日、ブルース・ディッキンソンはラスベガスのザ・スフィアでアイアン・メイデンとして公演を行うことについて自身の見解を語っている。

「いや、それはアイアン・メイデンじゃないね。アイアン・メイデンはバンドと観客の関係が重要なんだ。ライヴも自分のやっていることの延長線上にあるんだよ」

「ザ・スフィアは自分の理解している限り……もちろん、君の言うことは分かるよ。取り囲むような形になっていて、いろんなことができる。けれど、バンドとしてはそのアイディアに乗らないと思うんだよね」

「というのも、僕らはいろいろ動くからね。走ったり、あちこりに行ったりね。でも、ザ・スフィアだと意味ないだろ? 実際、バンドということでいくなら、あそこでやる意味はあまりないと思うんだよね」

アイアン・メイデンについてはオリジナル・ヴォーカリストであるポール・マリオ・デイが今年7月に亡くなっている。

ポール・マリオ・デイはベーシストのスティーヴ・ハリスが1975年にアイアン・メイデンを結成した際にバンドに参加している。ポール・マリオ・デイは後任のデニス・ウィルコックが加入するまで1975年から1976年までオリジナル・シンガーを務めていた。デニス・ウィルコックの後にはポール・ディアノが加入しており、初期の2枚のアルバム『鋼鉄の処女』と『キラーズ』に参加している。ポール・ディアノは2024年10月に享年66歳で亡くなっている。

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