
Photo: Henry Diltz
スパイナル・タップはアメリカのテレビ番組『ジミー・キンメル・ライヴ』で“Big Bottom”を披露したパフォーマンス映像が公開されている。
スパイナル・タップは続編『スパイナル・タップII:ジ・エンド・コンティニューズ』がアメリカで9月12日に公開されることが決定している。続編にはポール・マッカートニー、エルトン・ジョン、クエストラヴ、ガース・ブルックス、トリーシャ・イヤウッドもカメオ出演している。
パフォーマンス映像はこちらから。
昨年、監督のロブ・ライナーは『エンパイア』誌のインタヴューで冒頭ではシンガーのデイヴィッド・セント・ハビンズ、ギタリストのナイジェル・タフネル、ベーシストのデレク・スモールズがスパイナル・タップの解散後に何をしていたかが描かれると説明している。
「ナイジェルはベリック・アポン・ツイードでチーズとギターの店をやっているんだ」とロブ・ライナー監督は語っている。「ナイジェルはホイッスルとマンドリンを演奏する地元のフォーク・バンドに参加していて、エレクトリック・ギターを弾いている。そうした、ちょっとしたシーンがあるんだ」
ロブ・ライナーは次のように続けている。「デイヴィッド・セント・ハビンズはカリフォルニア州モロベイに住んでいて、『ザ・トラブル・ウィズ・マーダー』という犯罪実録ポッドキャストの音楽を書いている。彼は電話の保留音の曲なんかも書いたりしている」
「デレクはロンドンで暮らしていて、新グルー博物館のキュレイターをやっている。彼は世界中の接着剤のキュレーションをしていて、接着剤の歴史も扱っている。彼はフィルハーモニー管弦楽団とも共演していて、悪魔は邪悪なカツラをつけているという内容の交響曲を書いたんだ。“Hell Toupée”という曲だよ」
2022年、ロブ・ライナーは『NME』に対して続編について次のように語っている。「続編をやることになるとはまったく思っていなかった。ただ、話はしていて、うまくいくかもしれないアイディアを思いついたんだ。うまくいくかは分からない。やってみるつもりだよ。ハードルはすごく高いよね。やるべきかどうかについても話し合ったよ。でも、言ったんだ。『見てみろ。俺たち全員70代だぞ。楽しむための時間がどれだけ残されているんだ?』ってね」
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