ザ・ビートルズのアルバムのプロデュースを手がけたことで知られるプロデューサーのジョージ・マーティンが亡くなったと報じられている。享年90歳だった。
ザ・ビートルズのドラマーであるリンゴ・スターは次のようにツイートしている。「ジョージ・マーティンに神の祝福を。奥様のジュディと遺族に平穏と愛を。リンゴと妻のバーバラから愛を。ジョージ・マーティンは惜しまれることになるでしょう」
続けてこうツイートしている。「あなたの愛と親切さに感謝を。ジョージ・マーティンに平穏と愛を」
https://twitter.com/ringostarrmusic/status/707420462620381184
https://twitter.com/ringostarrmusic/status/707421932522577920
ジョージ・マーティンは1926年にロンドンで生まれ、1947年に海軍を除隊後、1950年にアビー・ロード・スタジオへアルバイトとして入社し、ジャズやラウンジ、コメディのレコードをパーロフォンでレコーディングし、最終的にA&Rのトップとなっている。ザ・ビートルズのプロデュースにおいては「5人目のビートル」と呼ばれ、1996年にナイトの称号を与えられている。
来月、ザ・ビートルズは最初にプレスしたと思われているレコードがオークションにかけられることも明らかになっている。
10インチのレコードには、“Till There Was You”や“Hello Little Girl”という楽曲が収録されている。レコードは、ポール・マッカートニー&ザ・ビートルズとクレジットされ、バンドの最初のマネージャーであるポール・エプスタインによる手書きで記されているという。
オークションは3月22日にウォリントンでオメガ・オークションによって開催され、BBCによれば10000ポンド(約158万円)を超える価格が予想されているという。
このレコードは1962年に作られたもので、ビートルズ・グッズでは「ホーリー・グレイル」と評されており、ジェリー&ザ・ペースメイカーズのキーボーディストであるレス・マクワイアの自宅で忘れられていたものだという。
このレコードはロンドンのオックスフォード・ストリートのHMVストアでレコーディングされ、レコード契約を得るためにジョージ・マーティンに送られた。
ジョージ・マーティンの元から戻ってきて、ブライアン・エプスタインよりレス・マクワイアは受け取ったとしており、このレコードは「役に立たなかった」とのことで、孫娘にあげたとしている。孫娘は「会計士の監査が通ったら家を買いたい」と話しており、「いい価格になることを望んでる」としている。
※公開後、翻訳を修正しました。
広告 ザ・ビートルズの新作ドキュメンタリー『ビートルズ ’64』がディズニープラスで11月29日(金)より独占配信!
Copyright © 2024 NME Networks Media Limited. NME is a registered trademark of NME Networks Media Limited being used under licence.