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ノエル・ギャラガーの娘であるアナイス・ギャラガーはオアシスの再結成公演について自分の心境を理解できるのはリアム・ギャラガーの息子たちだけだと語っている。
アナイス・ギャラガーはオアシスの再結成公演を12公演連続で観たことを明かしていたが、叔父のリアム・ギャラガーの息子であるレノン・ギャラガーとジーン・ギャラガーとも多くの時間を過ごしていると語っている。
「今起こっていることがどれだけクレイジーか、その前後にあったことを理解できるのは彼らだけね」とアナイス・ギャラガーは『グラジア』誌に語っている。「私たちは同じように育てられ、素晴らしいお婆ちゃんも一緒だからね。でも、お婆ちゃんが一番好きなのは私のことなんだけどね」
ノエル・ギャラガーとリアム・ギャラガーの母親であるペギー・ギャラガーについてアナイス・ギャラガーは次のように続けている。「お婆ちゃんは最高にクールな人物ね。でも、気取ったところがない。ステージ・ママとは正反対の人よ。お婆ちゃんは『私はそんなことやらない』という感じなの」
アナイス・ギャラガーは昔は父のノエル・ギャラガーが与えてくれた機会からの影響を「最初は激しく否定していた」と振り返っている。
「昔は激しく否定していた。『いや、父の力を借りていない』『自分だけで才能がある』と抵抗していた」とアナイス・ギャラガーは語っている。
しかし、大学に通ったことで自分がどう見られているかをより意識するようになり、自分の特権について自問自答するようになったという。
「一人で考え込むようになった。自分の特権が恥ずかしくて、大学では父についての話をしたくなかった。口にする言葉すべてに『でも、有り難いことに』と前置きする必要を感じていた」
「父がものすごく手助けしてくれたという事実に妄想は抱いていない。アルバイトをしなければならないこともなかった。新しいカメラが必要だったら、買うことができた。有り難いことにこんなに快適な暮らしをさせてもらっただけでなく、両親は本当に素敵な人だった。裕福で、援助してくれる両親はたくさんいるけど、ひどい保守党の政治家だったりもする。その意味で、父は素敵な父さんよ」
先日、オアシスはニュージャージー州で行われた1日目の公演でミネアポリスのキリスト教カトリック教会で起きた銃撃事件の被害者に“Live Forever”を捧げている。
オアシスは北米ツアーの一環で8月31日にイースト・ラザフォードのメットライフ・スタジアムで公演を行っており、被害にあった人々の家族に曲を捧げる機会をもうけている。
現地時間8月27日、ミネアポリスの学校内にあるカトリック教会で外から銃撃があり、2人の子どもが亡くなり、18人が負傷している。犯人はその後自殺している。
これまでもオアシスは亡くなった人物に曲を捧げており、再結成公演初日となったカーディフ公演ではリヴァプールのサッカー選手であるディオゴ・ジョタに“Live Forever”を捧げている。ウェンブリー・スタジアム公演では“Rock ‘N’ Roll Star”がオジー・オズボーンに捧げられている。
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