ケリー・クラークソンがプロデューサーのドクター・ルークについて「いい人ではない」と評し、彼と仕事をするよう「脅された」と語ったことについて、ドクター・ルークが反論している。
本名をルーカス・ゴッドワルドというドクター・ルークは、ケリー・クラークソンの2004年のヒット曲“Since U Been Gone”を手がけており、また2009年の“My Life Would Suck Without You”でも一緒に仕事をしている。
以前より報道されている通り、歌手のケシャはドクター・ルークによって10年前にドラッグを打たれ、レイプされたと訴えていたが、2月19日にニューヨーク最高裁判所によってプロデューサーとのレコード契約解除については否決されている。
今週放送されたオーストラリアのラジオ局「KIIS 1065」とのインタヴューで、ドクター・ルークと仕事をしていた時のことを尋ねられたケリー・クラークソンは、彼を批判し、「一緒にいるのが難しい」とドクター・ルークの人柄を説明した。そして、彼とのレコーディングが強制的に行われたとほのめかしている。
彼女の発言を受けて、ドクター・ルークのスポークスマンが「デジタル・スパイ」にコメントを寄せている。このコメントは米ソニー・ミュージックエンターテインメントのCCOだったクライヴ・デイヴィスが2013年に出版した自伝『The Soundtrack of My Life』からの長い引用の形式を取っており、この本ではケリー・クラークソンとドクター・ルークがどのように一緒に仕事に取り組んでいたかをクライヴ・デイヴィスが記されている。
ケリー・クラークソンが「アメリカン・アイドル」の優勝後、ドクター・ルークやソングライターのマックス・マーティンと2004年のセカンド・アルバム『ブレイクアウェイ』を制作していく過程を詳細に記した部分を抜粋している。
スタジオは緊迫した雰囲気だったとクライヴ・デイヴィスは振り返っている。「マックスとルークは曲を正しいパフォーマンスに導くために厳しい態度で取り組んでいた。ケリーはバックアップを受けたものの、彼女の立場からすればスタジオで散々な経験をした。二度と彼らとは組まない、と彼女は言っていた。すべての作業を終えて、私は曲を聴いてみた。素晴らしい仕上がりだった。あれ以上の感動はない。これでケリーにとっては、最初の1年を決定づけた“A Moment Like This”以来となる、まったく新しい方向性が定まることになった」
「もちろん、“Miss Independent”も異彩を放つ曲だが、この曲は本当に力強いポップ・ロックの出発点で、本物の深みとクリエイティヴィティが表れている。出来上がった曲を誰もが気に入って、私は勢いの高まりを予感せずにはいられなかった」
ケリー・クラークソンは、プロデューサーへの否定的な意見にもかかわらず、ケシャの状況とは明らかに違うことも認めており、「性的虐待のようなことはまったくなかった」と語っている。
最高裁の判決を受けて、ツイッターでは「#FreeKesha」のハッシュタグがトレンドとなり、世界中の多くの大物女性ミュージシャンが運動に参加している。「ガールズ」で知られるレナ・ダナムは裁判で「本当に気分が悪くなった」と表現し、アデルはブリット・アウォーズの受賞をケシャに捧げている。
ドクター・ルークは先月、ケシャの申し立てについて弁護士を通して否定しており、ツイッターでは「わたしはケシャをレイプしていないし、セックスをしたこともない」とし、ケシャの裁判について「金銭を目的としたもの」としている。
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