オアシス、北米大陸では17年ぶりの公演となったトロント公演でもポズナンが起こることに

Photo: Big Brother Recordings

オアシスは現地時間8月24日に北米大陸では17年ぶりの公演となるトロント公演を行っている。

オアシスはケイジ・ジ・エレファントをサポート・アクトに迎えて北米公演をスタートさせており、翌日8月25日にもトロントのロジャース・スタジアムで公演を行う予定となっている。

8月24日の公演はこれまでで最も雨に見舞われた公演となっていて、ライヴを通して強い雨が降り続いていたという。あるファンはこの天候について「猛暑の真っ只中にあるトロントにオアシスがイギリスのような天気を持ち込んでくれるなんてポエティックだね」とツイートしている。

リアム・ギャラガーは動じることなく、観客に「ちょっと雨が降っているな」と語り、次のように続けている。「俺たちはマンチェスター出身だからな」

ノエル・ギャラガーは濡れたステージについて次のように冗談を飛ばしている。「俺たちはこんなに稼いでいるのに、カーペットも敷くことができないんだ」

しかし、雨にもかかわらず、ポズナンがスタジアムに広がる光景が目撃されている。マンチェスター・シティのサポーターでお馴染みのポズナンは、ステージに背を向けて周りの観客と腕を組んで、一緒にジャンプするものとなっている。

リアム・ギャラガーはポズナンの動きを観客に伝える際に、開演前に「今夜、カナダ人にザ・ポズナンをやってもらうのは大変だろうね。みんなちょっとシャイで怖がりだからね」と言われたと明かしている。

「だから、俺たちがそいつの間違いを証明してやろうと思うんだ」とリアム・ギャラガーは語り、“Cigarettes and Alcohol”の演奏に入っている。

Liam Gallagher teaching the crowd at the first of Oasis’ two gigs in Toronto how to do the Poznan.

pic.twitter.com/19kt4UKWzQ

— Latest Oasis News (@scyhodotcom) August 25, 2025

この日のセットリストは以下の通り。

‘Hello’
‘Acquiesce’
‘Morning Glory’
‘Some Might Say’
‘Bring It On Down’
‘Cigarettes & Alcohol’
‘Fade Away’
‘Supersonic’
‘Roll With It’
‘Talk Tonight’ (Noel lead vocals)
‘Half The World Away’ (Noel lead vocals)
‘Little By Little’ (Noel lead vocals)
‘D’You Know What I Mean?’
‘Stand By Me’
‘Cast No Shadow’
‘Slide Away’
‘Whatever’
‘Live Forever’
‘Rock ‘n’ Roll Star’
‘The Masterplan’ (Noel lead vocals)
‘Don’t Look Back In Anger’ (Noel lead vocals)
‘Wonderwall’
‘Champagne Supernova’

北米公演は今後、シカゴ、イースト・ラザフォード、パサデナ、メキシコ・シティと続き、9月後半にはロンドンのウェンブリー・スタジアムで2公演を行う予定となっている。その後、オアシスの再結成公演は南米、オーストラリア、韓国、日本でも公演が行われることが発表されている。41公演に及ぶ2025年の公演は11月23日にサンパウロで行われる公演で締めくくられる。