
Photo: Paige Sara
ジャック・ホワイトはドナルド・トランプ大統領を批判したところ、ホワイト・ハウスから「盛りを過ぎた負け犬」と評されたことを受けて反論している。
先日、ジャック・ホワイトは改装された大統領執務室についてその「忌まわしい趣味」を批判して、「いまや下品で、金ピカで派手な」ものになってしまったと述べていた。
ドナルド・トランプ大統領がウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領と面会した写真が公開されたことを受けて、次のように続けている。「この詐欺師から中古車を買うことすらないだろう。ましてや核兵器のコードを渡すなんてね。金プレートのドナルド・トランプの聖書をマントルピースに飾って、両脇にドナルド・トランプの靴を置いたら完璧なんじゃないかな」
ジャック・ホワイトはドナルド・トランプ大統領について「アメリカの歴史にとって何という恥ずかしいことだろう」と評して、「この写真には黒のスーツを着た真の国家指導者も写っている」とウォロディミル・ゼレンスキー大統領にも触れている。
ホワイト・ハウスはジャック・ホワイトの発言を快く受け止めなかったようで、ホワイト・ハウス広報部長であるスティーヴン・チャンは反論して、ジャック・ホワイトについて「キャリアが行き詰まって暇を持て余しているからこそ、ソーシャル・メディアにくだらないことを投稿するオワコンの盛りを過ぎた負け犬」と述べている。
スティーヴン・チャンは『デイリー・ビースト』で次のように続けている。「彼が本物のアーティストのフリをしているのは明らかです。人民の家であるホワイト・ハウスの大統領執務室の壮麗さと重要性を理解できず、率直に言って失礼です」
ジャック・ホワイトはすぐさまこれに反論しており、スティーヴン・チャンについて「プロフェッショナルな嘘つき」と評している。
ジャック・ホワイトはエプスタイン文書にドナルド・トランプ大統領の名前があったこと、ゲシュタポのような移民関税執行局の戦術、スーダンやガザやコンゴ民主共和国で子どもが亡くなっていることなどを例に挙げながら、差し迫った多くの問題に対処せず、些細な話題にコメントしたホワイト・ハウスを批判している。
「この政権は、どこまで卑劣で哀れで怒りっぽくなれるのだろう?」とジャック・ホワイトは続けている。「本物のアーティストのフリをしているだって? ドナルド・トランプ大統領は人間のフリをしているんだ。彼こそクリスチャンや指導者や共感を持った人間のフリをしている」
ジャック・ホワイトはメッセージと共にドナルド・トランプ大統領が派手な金色のスニーカーを掲げたり、ゴヤ食品の製品(公職在任中に宣伝していたことで批判されている)と一緒にポーズをとったり、ゼレンスキー大統領に「アメリカを再び偉大に」と書かれた赤いキャップが並んだ棚を見せている写真を投稿している。
キャプションでジャック・ホワイトは次のように述べている。「この男はアメリカだけでなく、全世界にとって危険な存在だ。誇張ではない。民主主義を解体して、日々、地球を危険にさらしているんだ」
今年6月、ジャック・ホワイトはドナルド・トランプ大統領とかつての支持していたイーロン・マスクの確執についてもコメントしている。ドナルド・トランプ大統領とイーロン・マスクの関係は悪化していたが、当時物議を醸していたカニエ・ウェストは「二人とも大好きなのに」と述べていた。
それを受けて、ジャック・ホワイトは次のように述べている。「3人のナチスの道化師たちが自分の抑えられないエゴの重さに耐えられずに崩壊しようとしている。もっとポップコーンをくれ、グルッペンフューラー(※ナチスの親衛隊中将)……果たしてアメリカは『偉大』になったのかな?」
昨年11月、ジャック・ホワイトはドナルド・トランプ大統領が大統領選挙で再選されたことを受けて、次のように述べている。「アメリカ国民は明らかにファシストとして知られた人物を選んだ。この独裁者気取りの男がこれから何をしようとも、アメリカはそれを受け止めることになる。この詐欺師が一度ならず二度もこれほど多くのアメリカ人の目を欺いたなんて、まったくもって呆れるばかりだ」
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