Photo: Steve Gullick

ザ・クリブスはニュー・アルバム『セリング・ア・ヴァイブ』を2026年1月9日にリリースすることを発表している。

アルバムからはリリース発表に合わせて、ファースト・シングルとなる“Summer Seizures”がミュージック・ビデオと共に公開されている。

“Summer Seizures”のミュージック・ビデオはこちらから。

アルバムの最初のレコーディング・セッションはリーズでザ・ストロークスの『イズ・ディス・イット』、『ルーム・オン・ファイア』を手掛けたゴードン・ラファエルと共に行われたという。そこで生まれた5曲は「素晴らしいサウンド」だったが、フルアルバムのために「よりやってこなかった」ものに挑戦することを決めていたとライアン・ジャーマンは語っている。

これまで主にロックの領域で活動してきたザ・クリブスは『セリング・ア・ヴァイブ』でポップ寄りのヴィジョンを実現するため、チェアリフトのパトリック・ウィンバリーをプロデューサーに迎えている。

リード・シングル“Summer Seizures”についてライアン・ジャーマンは次のように説明している。「2021年からは他のこともあったらニューヨークの自宅で多くの時間を過ごすようになったんだ。でも、毎年夏には集まってフェスに出演したりしていた。“Summer Seizures”はその時期に曲をいじっていたら、できたんだよね。それが『さあ、アルバムを作り始めるか』という最初の兆候だった。前のアルバムよりもいいと思えるものを作らなければ、自分たちもやる気になったり、取り掛かり始めようということにはならないからね」

ライアン・ジャーマンは次のように続けている。「人生における重要な出来事は全部夏に起きてきた。また、それが起こっていると感じられたんだよ」

前作『ナイト・ネットワーク』から5年があったことで、ライアン・ジャーマンは海外生活、そしてアメリカ大陸の対岸での生活を経て、ジャーマン兄弟は再び集結し、兄弟の関係を見つめ直す機会を得たという。新作『セリング・ア・ヴァイブ』はザ・クリブスにとって個人的にもキャリア的にも激動の時期に生まれた「家族に根差した作品」と評されている。

「2023年だったかな」とライアン・ジャーマンは続けている。「“Summer Seizures”でいい形で時を振り返ることになったんだ。いい時期も、ものすごくひどい時期も振り返ってみて理解しようとしてみた。歌詞はそういう形でできたんだ」

新作のトラックリストは以下の通り。

1. ‘Dark Luck’
2. ‘Selling A Vibe’
3. ‘A Point Too Hard To Make’
4. ‘Never The Same’
5. ‘Summer Seizures’
6. ‘Looking For The Wrong Guy’
7. ‘If Our Paths Never Crossed’
8. ‘Self Respect’
9. ‘You’ll Tell Me Anything’
10. ‘Rose Mist’
11. ‘Distractions’
12. ‘Brothers Won’t Break’

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