
Photo: Ruaridh Connellan for Expectation/BBC
オジー・オズボーンは最後の時期を追ったドキュメンタリーが放送予定のわずか数時間前に放送が延期されている。
『オジー・オズボーン:カミング・ホーム』と題されたドキュメンタリーはオジー・オズボーンの「最終章」を「近い距離から見つめた」もので、シャロン・オズボーン、ジャック・オズボーン、ケリー・オズボーンといった家族も協力したものとなっている。
このドキュメンタリーはBBCで現地時間8月18日21時から放送予定だったが、放送は延期されており、『ミラー』紙によれば、番組表から消えることとなっており、美術番組『フェイク・オア・フォーチュン?』が放送されている。
BBCのスポークスパーソンは放送が延期された理由について明言しなかったが、「放送スケジュールが変更された」として「後日」放送予定は発表されると述べている。
ドキュメンタリーは最後の3年間に撮影された映像が使われており、アメリカでの数十年での生活を経て、UKに戻ってきたオジー・オズボーンとシャロン・オズボーンが最後のライヴ「バック・トゥ・ザ・ビギニング」に取り組んでいく様子を追っている。
最後のライヴは7月5日にブラック・サバスの故郷であるバーミンガムのヴィラ・パークで開催され、メタリカ、ガンズ・アンド・ローゼズ、コーン、トゥール、スレイヤー、パンテラ、アリス・イン・チェインズ、ゴジラ、アンスラックス、エアロスミスのスティーヴン・タイラーらが出演している。
バーミンガムでは葬列が市街を巡り、数千人の人たちが参列することとなっている。その後、プライベートの葬儀はバーミンガムシャーにある自宅敷地内で行われ、エルトン・ジョンやメタリカのメンバーが参列する中で埋葬されている。
訃報を受けて、音楽界からは多くの追悼の声が寄せられており、アリス・クーパー、エルトン・ジョン、グリーン・デイのビリー・ジョー・アームストロング、ジャック・ホワイト、ヤングブラッド、ゴーストらがオジー・オズボーンに追悼の意を表している。
ドキュメンタリーに加え、オジー・オズボーンは妻のシャロン・オズボーンとの生涯を元にした伝記映画が今も製作進行中であると報じられている。
『ヴァラエティ』誌はポリグラム・エンタテインメントの担当者がオジー・オズボーンとシャロン・オズボーンの伝記映画はソニー・ピクチャーズで制作が進められていることを認めたと報じている。
映画『ロケットマン』や『リトル・ダンサー』の脚本を手掛けたリー・ホールがこのプロジェクトの脚本を担当する予定で、シャロン・オズボーン、ジャック・オズボーン、エイミー・オズボーンは映画のプロデューサーとしてクレジットされている。ポリグラム・エンタテインメントの担当者は「今は監督の交渉に当たっているが、まもなく発表されるだろう」と述べている。
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