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メタリカのドラマーであるラーズ・ウルリッヒはラスベガスのスフィアでライヴを行うのではないかという噂について自身の見解を語っている。
先日、メタリカについてはラスベガスの地元メディア『ヴァイタル・ベガス』が「スフィアでの連続公演の契約を締結しようとしている」と報じていた。「ラスベガスに関するあらゆるニュースと意見を提供する頼りになる情報源」と謳われている『ヴァイタル・ベガス』は「2026年秋にメタリカがスフィアで連続公演を行うかもしれない」と報じている。
メタリカは現在「M72」ワールド・ツアーを行っているが、現時点で予定されている日程は2026年7月のヨーロッパ・ツアーで締めくくられる予定となっている。
今回、衛生ラジオ局「シリウスXM」のハワード・スターンの番組に出演したラーズ・ウルリッヒはラスベガスのスフィアの話題を振られると、次のように応じている。「何も明らかにはしないよ。明らかにできることがないからね。でも、否定するつもりもない。だって、俺たちはあの会場の大ファンからね」
ラーズ・ウルリッヒは次のように続けている。「検討していることではあるけど、まだ本決まりということではない。2026年のツアーが終わったら、どこかで検討していることなんだ」
ラーズ・ウルリッヒはU2が2023年9月に行ったスフィアのこけら落とし公演を訪れており、その内容には「衝撃を受けた」と述べている。「署名したものも、締結したものも、届いたものもないけど、話をさせてもらって、自分の意見を言うのであれば、やりたいとは思っているよ」
インタヴューの話題は2026年のスーパーボウルのハーフタイム・ショーにも及んでおり、司会のハワード・スターンはラーズ・ウルリッヒにやってみたいかと尋ねている。2026年のスーパーボウルはメタリカの地元であるサンフランシスコのベイエリアにあるリーバイス・スタジアムで2026年2月8日に開催される予定となっている。
「ああ、もちろん、やってみたいよ」とラーズ・ウルリッヒは答えている。「まず、やってみたいし、第二にサンフランシスコでできるというのは夢が叶うことだよね。ふさわしい組み合わせになるんじゃないかな。世界中でサンフランシスコを代表して、何十年もサンフランシスコとベイエリアへの愛を訴え続けてきた者として、そこに参加できるのはいい組み合わせになると思う。最終的には自分たちが決めることじゃないけどね」
今年4月、ラスベガスのスフィアで公演を行う可能性はあるかと訊かれたギタリストのカーク・ハメットは次のように語っている。「もちろんだよ。ライヴ会場も変わっていっているという好例だよね。現代のテクノロジーを最大限まで使って、AIと連携することで、プロダクションとエンターテイメントのレベルを飛躍的に向上させ、クレイジーな体験を生み出しているよね」
メタリカのメンバーは先日、バーミンガムシャーにあるオジー・オズボーンの自宅敷地内で行われたプライベートの葬儀にエルトン・ジョンらと共に出席している。
訃報を受けてメタリカは次のように述べている。「オジー・オズボーンがメタリカにとってどれだけ大切な存在であったかは言葉にできません。ヒーロー、アイコン、パイオニア、インスピレーション、メンターであり、そして何より友人であったことが頭に浮かんできます。オジーとシャロンは私たちを信頼してくれ、私たちの人生とキャリアを変えてくれました」
「オジーはあたたかく、やさしく、愛嬌があって、素晴らしい人でありながら、メジャー・リーグでプレイする方法を教えてくれました。今回の喪失に胸を痛め、打ちひしがれていますし、シャロン、御家族、バンドメイト、多くの友人のみんなにお悔やみを申し上げます。彼は驚くべき功績を残しており、非常に惜しまれることになるでしょう」
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