
Photo: Blair Caldwell
ビヨンセはリーバイスの新たなコマーシャル映像が公開されており、新しい作品に向けて準備を進めているのではないかという声が上がっている。
新たなコマーシャル映像は現地時間8月4日に公開されており、カントリーの新たな方向性に打って出た最新作『カウボーイ・カーター』のテーマが引き継がれている。
コマーシャルは馬に乗ったビヨンセがコインランドリーを訪れたり、アメリカン・ダイナーで働いたり、ティモシー・オリファントとビリヤードをしたりして、バイクで走り去るものとなっている。
最後のワンシーンがファンの間では次のアルバムを予告しているのではないかと見られており、グラム・ロック風のジーンズでバイクに乗って走り去ることから、次回作はロック・アルバムになるのではないかという憶測を呼ぶこととなっている。
2022年、ビヨンセは三部作をリリースすることを発表しており、ダンス・ミュージックの影響を取り入れた『ルネッサンス』、カントリーの影響を取り入れた『カウボーイ・カーター』が既にリリースされているが、三作目はロック・アルバムになるのではないかと推測されていた。
ビヨンセはキャリアを通して幾度となくロックに言及してきており、ロックンロール界のレジェンドであるティナ・ターナーと親交があるほか、プリンスとの共演、そして、ジャック・ホワイトに多大な影響を受けた感謝の意を込めて花束を贈った逸話でも知られている。
また、ビヨンセは『カウボーイ・カーター』でカヴァーしたザ・ビートルズの“Blackbird”について「これまで作られた中でも最高の曲の一つ」と評して、ポール・マッカートニーに感謝の思いを伝えている。
ビヨンセは今年のグラミー賞でテイラー・スウィフト、ビリー・アイリッシュ、チャペル・ローン、チャーリーXCX、サブリナ・カーペンターをしのいで、通算8作目のアルバム『カウボーイ・カーター』で最優秀アルバム賞を受賞しており、最優秀カントリー・アルバム賞も受賞している。
また、ビヨンセは『カウボーイ・カーター』でカントリー・アルバムで全米アルバム・チャート1位を獲得した初の黒人女性アーティストとなっている。
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