
Photo: Kristen Jan Wong for NME
チャペル・ローンはセカンド・アルバムについて「まだ存在していない」として「あと5年」かかるかもしれないと語っている。
チャペル・ローンは『ヴォーグ』誌の新たなインタヴューでニュー・アルバムの見込みについて語り、2023年発表の『ザ・ライズ・フォール・オブ・ア・ミッドウェスト・プリンセス』に続く新作はまだしばらく先になるかもしれないと語っている。
「セカンドのプロジェクトはまだ存在していない」とチャペル・ローンは語っている。「アルバムはまったくない。曲のコレクションも存在していない」
デビュー・アルバムと比較してチャペル・ローンは次のように続けている。「1枚目を書くのには5年かかった。おそらく次のアルバムを書くのも少なくともあと5年はかかるでしょうね。私はすぐに書き上げられるタイプのソングライターじゃない」
「無理やり何かをやると、いい音楽を作れないと私は思っていて、たまに『スタジオ以外のいろんなところにいるのに』なんてコメントを見るけど、毎日1日12時間もスタジオに入ったって、アルバムが早くできあがるという訳じゃない」
チャペル・ローンは“Pink Pony Club”や“HOT TO GO!”といったヒット曲でフェスティバルのスロットを駆け上がり、デビュー・アルバムはリリースからほぼ1年後に全英アルバム・チャートで1位を獲得している。
2024年には“Good Luck, Babe!”をリリースしており、その後、「本格的なカントリー・ソング」と称された“The Giver”をリリースしている。最新シングルは先日リリースされた“The Subway”となっている。
チャペル・ローンは『ヴォーグ』誌のインタヴューでニュー・アルバムの作曲プロセスにおいてソーシャル・メディアを一切利用しないと改めて明言している。インスタグラムは投稿するためだけに使い、すぐにアプリをスマートフォンから削除していると説明しており、チャペル・ローンは次のように語っている。「ソーシャル・メディアは私と私のアートをすごいダメージを与えている。もう自分にそんなことはしない」
チャペル・ローンは次のように続けている。「インスタグラムがない状態でアルバムを作ったことはない。アルバムの制作プロセスは純粋に私だけのものになる。TikTokでも誰も見ることはできない」
チャペル・ローンはグラミー賞で『ザ・ライズ・フォール・オブ・ア・ミッドウェスト・プリンセス』が最優秀アルバム賞と最優秀ポップ・ヴォーカル・アルバム賞にノミネートされており、“Good Luck, Babe!”は最優秀楽曲賞、最優秀レコード賞、最優秀ポップ・ソロ・パフォーマンス賞にノミネートされている。チャペル・ローンは最優秀新人賞を受賞している。
今年3月、チャペル・ローンはセカンド・アルバムのリリースは「まだまだ先」だと語っており、いつリリースされるかは「口にさえできない」と述べていた。
チャペル・ローンは「次のアルバムを書くために世間から離れる前に」アメリカでポップアップ公演を今秋に行うことも発表している。
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