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オアシスはウェンブリー・スタジアムの公演で一晩あたり25万パイント以上を消費して、新記録を樹立している。

この統計はウェンブリー・スタジアムのケータリングを運営するデラウェア・ノース社によって発表されている。『ザ・タイムズ』紙によれば、先日のオアシスの公演ではこの由緒ある会場で開催された他の大規模コンサートのファンを大幅に上回る飲酒量を記録したという。

この記録はオアシスがウェンブリー・スタジアムで3公演を行った時点で発表されており、オアシスは8月2日・3日にも公演を行っており、北米公演を経て、9月にもウェンブリー・スタジアムで2公演を行うことが決定している。

ウェンブリー・スタジアム公演では毎晩25万パイントが平均で消費されたとのことで、昨年行われたコールドプレイ公演の12万パイント、テイラー・スウィフト公演の4万パイントを大きく上回っている。

ウェンブリー・スタジアムでの1パイントの価格は8.20ポンドで、毎晩およそ80000人の観客が訪れていることから、平均で3パイント以上を飲んだ計算となっている。ライヴでは飲まないファンもいて、ビール以外のものを飲むことを考えると、1人あたりが飲んだパイントの量はさらに多くなると見られている。

こうした需要の高まりを受けてウェンブリー・スタジアムはビールの保管方法にも工夫を施しており、『ザ・ケイタラー』誌はケータリング・チームが清掃・メンテナンス・チームと「縄張り争い」を繰り広げており、棚やエスカレーターの下のスペースを保管場所として利用しようとしていたと報じている。

『ザ・タイムズ』紙は各公演で約4500樽がスタジアムに搬入・搬出されており、周辺地域のパブもオアシスのファンによってパイントの売上が急増していると報じている。

「財務大臣のおかげではなく、この1年間決して楽な道のりではなかった業界にとって非常にありがたい後押しになっている」とロンドンで複数のハイエンド・レストランを経営しているエヴォルヴのマーティン・ウィリアムズは語っている。マーティン・ウィリアムズは今春施行された最低賃金の上昇と国民保険料の引き上げのことに言及している。

マーティン・ウィリアムズはウェンブリー・スタジアムにアクセス可能な地下鉄の駅近くのパブはオアシスの公演日には「すし詰め満員」だったと語っている。

ノエル・ギャラガーとリアム・ギャラガーはカーディフでの2公演からオアシスの再結成公演をスタートさせており、地元マンチェスターでは5公演を行っている。

カーディフ公演に際して地元のある小さなビール醸造所はBBCに対して公演中は売上が4倍になったと語っている。同様に『カンファレンス・ニュース』はオアシスがツアーを開催する前の週と比べて、ビールとサイダーの売上が56%増加したとも報じている。

オアシスの再結成公演はUK&アイルランド公演のほか、北米、南米、オーストラリア、韓国、日本でも公演が行われることが発表されている。41公演に及ぶ2025年の公演は11月23日にサンパウロで行われる公演で締めくくられる。

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