
Photo: GETTY
ジャスティン・ティンバーレイクは自身がライム病と診断されたことを明らかにしている。
ジャスティン・ティンバーレイクは間もなく終了する『フォゲット・トゥモロー』ワールド・ツアーを振り返りながら、インスタグラムのアカウントでライム病を患っていることを明かしている。
昨年4月から始まったツアーの中でジャスティン・ティンバーレイクは精彩を欠いたパフォーマンスへの批判、病気による複数公演の延期・中止、そして昨年の飲酒運転による有罪判決など、数々の困難に直面してきた。
ジャスティン・ティンバーレイクはインスタグラムで次のように述べている。「他にもいろいろあったけれど、健康上の問題とも闘っていました。ライム病と診断されたのです。みなさんに気の毒に思ってもらうために言っているのではなく、舞台裏でどんな困難に直面してきたのかを少し明らかにしたかったのです。この病気を経験した方、あるいは経験のある方をご存知の方は、この病気と共に生きることは、精神的にも肉体的にも、容赦なく衰弱させるものであることをご存知でしょう。初めて診断を受けた時は本当にショックでした。しかし、少なくとも、なぜステージに立っていてもひどい神経痛に襲われたり、ひどい疲労感や吐き気を感じたりするのかは理解できました」
ジャスティン・ティンバーレイクはツアーをやめるのではなく、パフォーマンスを続け、病気との向き合い方を考えていくことを決めたと語り、その決断を「本当に良かった」と続けている。
「こういうことは自分の中に留めておくようにと育てられたので、人に話すのはためらわれました。しかし、自分の苦悩についてもっとオープンにしていくことで、誤解されないと思ったのです。こうしたことをすべて公開することで、もっと繋がりを持てる方法を見つけられることを願っています。この病気と闘う他の人たちを助けるために、私も自分の役割を果たしたいと思います」
ジャスティン・ティンバーレイクの公表を受けて、イン・シンクのバンドメイトであるクリス・カークパトリックはソーシャル・メディアで心あたたまるメッセージをジャスティン・ティンバーレイクに寄せている。「リトル・ブラザーがタフな人間であることは知っていましたが、今回のツアーでまった新しいレベルの強さを見せてくれました。毎日ライム病と闘いながらも、毎晩ステージに立っている姿を見たのは忘れられないものです」
「長い日々、移動、疲労困憊、それでも彼は諦めませんでした。不満も言い訳も出さず、気持ち、根性、そして純粋な決意だけがありました。あのような復活力は滅多にあることではありません。彼を友人と呼べることを、これ以上誇りに思うことはないでしょう。ツアー生活だけでも大変なのに、ライム病と闘いながらそれをこなすなんて? それはスーパースターの領域です」
クリーヴランド・クリニックによれば、ライム病は細菌によって引き起こされ、感染したダニに刺されたことで人に感染する。ライム病は治療可能だが、長期にわたって症状が続く場合もある。
Copyright © 2025 NME Networks Media Limited. NME is a registered trademark of NME Networks Media Limited being used under licence.



