Photo: Andy Ford for NME

キャストのフロントマンであるジョン・パワーはノエル・ギャラガーとリアム・ギャラガーの関係性について「間違いなく素晴らしい状態にあるように見える」と語っている。

キャストはオアシスの再結成公演で19公演が行われているUK&アイルランド・ツアーのサポート・アクトを務めている。

『ヴァルチャー』のインタヴューでギャラガー兄弟と近い関係性で仕事をしてきたジョン・パワーは二人が「間違いなく素晴らしい状態にあるように見える」と語っている。

ノエル・ギャラガーとリアム・ギャラガーの関係性についてジョン・パワーは次のように語っている。「二人ともまあ……もちろん、やりたいからやっているわけだけど、ポジティヴなエネルギーが感じられるんだ。すべて順調だよ」

インタヴューでジョン・パワーはリアム・ギャラガーはパフォーマンスに集中しているように見えるとして、ツアー前のようなツイートをしなくなったのもそのためだと語っている。

「リアム・ギャラガーは今はすごく集中しているね」とジョン・パワーは語っている。「世間ではなく、彼自身にとって今回のツアーがかけがえのないものであるのは分かるからね。ツアーを続けられるように全力を尽くしているんだ。最悪なのは疲れて、声が枯れてしまったり、緊張したりすることだからね。リアム・ギャラガーは今は最高の状態だと思う。何をするにせよ、彼は正しいことをしているよ。彼の声は本当に素晴らしいからね」

初日となったカーディフ公演でジョン・パワーは“Walkaway”を28歳で亡くなったサッカー選手のディオゴ・ジョタに捧げ、“Guiding Star”や“Alright”といった楽曲を演奏している。

ジョン・パワーはカーディフ公演の楽屋でオアシスのギタリストであるポール・“ボーンヘッド”・アーサーズに捧げた曲を書いている。

キャストはオアシスの再結成公演をサポート・アクトを務める中でニュー・アルバム『ヤー・ヤー・ヤー』をリリースすることを発表している。2024年発表の『ラヴ・イズ・ザ・コール』に続く新作『ヤー・ヤー・ヤー』は2026年1月30日にリリースされる。アルバムからは最初の楽曲としてソウル・シンガーのP・P・アーノルドがゲスト・ヴォーカルで参加した“Poison Vine”が公開されている。

昨年、ジョン・パワーは『NME』のインタヴューに答えて、オアシスの再結成によるUK&アイルランド公演のサポート・アクトを務めることについて語っている。

「驚いたよ」とジョン・パワーは『NME』に語っている。「承諾して、正式な発表を待っていたところなんだけどさ。やっと喜びに浸ることができるね。これは仲間からのお墨付きだと思うし、すごく有り難く思っているんだ」

ジョン・パワーは次のように続けている。「自分たちの功績を再確認して、バンドとして歩んできた道のりが本物であることを証明してくれるようなものだからね。しかも、今回は俺たちとリチャード・アシュクロフトとオアシスだ。ノーザン・ソウルだよね。そういうラインナップだと思う」

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