Photo: Big Brother Recordings

オアシスはウェンブリー・スタジアムで行われたロンドン公演でもお馴染みとなってきたポズナンを引き起こし、デュア・リパやジャーヴィス・コッカーが会場を訪れている。

オアシスはカーディフでの2公演、故郷マンチェスターでの5公演に続いて、現地時間7月26日にウェンブリー・スタジアムでの7公演中2公演目を行っている。

7月26日の公演でもライヴの定番曲でポズナンがスタジアムに広がる光景が目撃されている。マンチェスター・シティのサポーターでお馴染みのポズナンは、ステージに背を向けて周りの観客と腕を組んで、一緒にジャンプするものとなっている。

リアム・ギャラガーは冗談で観客に「多くのことを求めてはいない」として、「ホーキーコーキー」をやってほしいなんて言わないとしながら、これまでもツアーでやってきた通り「“Cigarettes & Alcohol”でポズナンのダンスをする」ことを求めている。81000人強の観客はそれに応じており、観客が撮影した映像がソーシャル・メディアで公開されている。

これをきっかけにサッカーに関しても言及しており、リアム・ギャラガーとノエル・ギャラガーはアーセナルとマンチェスター・ユナイテッドをいじって、観客からは軽いブーイングも起こることになったが、「信じられない」ロンドン公演初日に続き、この日も熱狂を巻き起こしている。

ノエル・ギャラガーは“The Masterplan”を演奏する前にペップ・グアルディオラの等身大パネルを指さしながら、アーセナルのサポーターに向けて彼こそが「マスター」だと述べている。マンチェスター公演の初日ではリアム・ギャラガーやノエル・ギャラガーの子どもたち、リチャード・アシュクロフトがペップ・グアルディオラと対面を果たしており、“D’You Know What I Mean?”がペップ・グアルディオラに捧げられている。

ノエル・ギャラガーとリアム・ギャラガーは熱狂的なマンチェスター・シティのファンとして知られており、特にノエル・ギャラガーは頻繁にチームに関して発言している。2016年にはペップ・グアルディオラ就任時に初のインタヴューをノエル・ギャラガーが行っており、2021年にはソングライティングのインスピレーションとしてペップ・グアルディオラの等身大パネルをスタジオに置いていることを明かしていた。

一方、ロンドン公演にはデュア・リパやジャーヴィス・コッカーも訪れたことが明らかになっている。デュア・リパも6月にウェンブリー・スタジアムで2公演を行っている。

ジャーヴィス・コッカーは先月『NME』のインタヴューでオアシスの再結成公演に行くかどうかについて冗談ながらに言及しつつ、「ブリットポップ」というレッテルには抵抗の姿勢を示している。

「ブリットポップという言葉はずっと嫌いだったんだ。自分から進んでその言葉と結びつこうとするようなことはなかった。インディ・バンドがメインストリームのシーンに波を起こし始めたという定義がなされる前は面白い時代だった。革命が起こるかもしれないと思っていた。もし人々が再びそのような感覚を抱いているなら――自分ならではのものを作り出して、それが注目を集めるということがあるのであれば、それはいいことだよ思うよ。アティテュードが戻ってくるなら楽しみだよ。それは『ブリットポップ』なんていう言葉じゃない。ひどい言葉だよね」

ジャーヴィス・コッカーはオアシスの再結成公演について「ゲストリストに入れてくれるなら、彼らのやっていることは観たいよね」と続けている。

オアシスの再結成公演はUK&アイルランド公演のほか、北米、南米、オーストラリア、韓国、日本でも公演が行われることが発表されている。41公演に及ぶ2025年の公演は11月23日にサンパウロで行われる公演で締めくくられる。

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