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オジー・オズボーンは最後の回想録『ラスト・ライツ』が今年刊行されることが発表されている。

本書はアシェット・グループ傘下のグランド・セントラル・パブリッシングより10月7日に刊行されるという。

回想録『ラスト・ライツ』は「衝撃的で、苦くも滑稽で、これまで語られることのなかったオジーの地獄への転落」と評されており、プリンス・オブ・ダークネスことオジー・オズボーンが近年直面した健康問題について詳細を述べているという。

オジー・オズボーンは「妻のシャロンとの結婚も含めて、桁外れの人生とキャリアも振り返っている」とのことで、「今月行われたブラック・サバスとの華々しいフェアウェル・コンサート『バック・トゥ・ザ・ビギニング』でステージに復帰するまでに必要としたこと」にも触れられる。

概要は次のように続けられている。「揺るぎなく、残酷なまでに率直でありながら、驚くほど人生を肯定する『ラスト・ライツ』はオジー・オズボーンがなぜ『メタル界のゴッドファーザー』や『プリンス・オブ・ダークネス』といった地位を超えて、現代の国民的英雄になったのかを改めて描いていくものになります」

回想録『ラスト・ライツ』に寄せた声明でオジー・オズボーンは次のように語っている。「みんなに訊かれるんだ。『今、知っていることを知った上でもう一度やり直せるとしたら、何かを変えますか?』ってね。私は『変えるわけないだろ』と言うんだ」

「クリーンで、何もやっていなかったら、オジーじゃない。普通に分別のあることをしていたら、オジーにはなっていない。いいかい。明日、終わっても文句はないよ。世界中に行ってきたからね。いろんなものを見てきた。いいこともしたけど、悪いこともやったよ」

オジー・オズボーンは次のように締めくくっている。「でも、今はどこにも行きたくないんだ」

オジー・オズボーンは現地時間7月22日に亡くなったことが発表されている。享年76歳だった。オジー・オズボーンはブラック・サバスと共に最後のライヴ「バック・トゥ・ザ・ビギニング」を7月5日に行ったばかりだった。公演は世界配信され、映画化することも決定している。

声明で遺族は次のように述べている。「言葉で伝えられる以上の悲しみと共に、愛するオジー・オズボーンが今朝亡くなったことをお伝えしなくてはなりません。彼は家族と一緒で、愛に囲まれていました」

「今は家族のプライバシーに御配慮いただければと思います」

訃報を受けて、ブラック・サバスのメンバーであるトニー・アイオミ、ビル・ワード、ギーザー・バトラーのほか、アリス・クーパー、エルトン・ジョン、グリーン・デイのビリー・ジョー・アームストロング、ジャック・ホワイト、ヤングブラッド、ゴースト、ゴジラらがオジー・オズボーンに追悼の意を表している。

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