トゥモローランド、開催まで48時間を切ったところでメイン・ステージが焼失する映像がオンラインに

Photo: GETTY

トゥモローランドはメイン・ステージが焼失して、近くの森林に火災が広がらないように消防士が作業にあたっていると報じられている。

ベルギーのボームで開催され、7万人が訪れるトゥモローランドは開催まで48時間を切ったところで火災が発生することとなっている。『ミラー』紙によれば、約1000人が会場では働いていたとのことで、火災の原因は不明だが、取材元は花火の音が聞こえたと語っており、パイロ装置の問題の可能性が浮上している。

ベルギー紙『GVA』はステージが「完全に焼失した」と報じている。また、「多くの消防隊員が現場には駆けつけている」として、地域の住民には「窓や扉を閉めておく」ように注意喚起がなされている。

現地時間7月16日20時30分、フェスティバルは声明を発表しており、開催について次のように述べている。

「重要なお知らせ
トゥモローランドのメイン・ステージで起きた重大な事故と火災によってメイン・ステージは大きな損傷を受けました。
この事故による負傷者は一切いないことを発表いたします。
キャンプサイトのドリームヴィルは予定通り明日オープンとなり、ドリームヴィルの来場者を迎える準備はできています。
ブリュッセルやアントワープでのグローバル・ジャーニーの催しは予定通り行われます。
週末のフェスティバルに向けて解決策を見つけることに集中しています。
更なるお知らせと詳細なインフォメーションはできるだけ早くお伝えします」

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火災の映像はソーシャル・メディアで拡散されており、被害の規模が明らかになっている。

『ミックスマグ』はステージが「焼失する」映像を投稿しており、黒い煙に覆われ、ステージが完全に破壊される様子が捉えられている。

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🚨BREAKING: Massive blaze engulfed the main stage at Tomorrowland festival in Belgium, set to begin this Friday.😳😳 pic.twitter.com/KQV7jXlbzp

— Imran khan (@iamIMP_1) July 16, 2025

2005年の初開催以来、トゥモローランドは世界でも最大のエレクトロニック・フェスティバルの一つとなっており、毎年ベルギーのボームで2週末にわたって開催されている。今年のフェスティバルは7月18日〜20日、7月25日〜27日にわたって開催される。

フェスティバルの公式サイトでは2025年のトゥモローランドが「Orbyz（オービズ）」というテーマを掲げ、「氷でできた魔法の世界を舞台に、巨大な氷床の下で長年存在していた隠れたコミュニティが明らかになる」と評されている。