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エアロスミスのギタリストであるジョー・ペリーは最後のコンサートのために再結成する可能性について「話をしている」と語っている。
エアロスミスは昨年、スティーヴン・タイラーの声帯の深刻な損傷のためにツアーから引退することを発表している。最後のライヴは2023年9月にニューヨーク州エルモントにあるUBSアリーナで行われた公演だったが、これが最後のライヴになるとは誰にも分かっていなかった。
スティーヴン・タイラーは今年2月にチャリティ・イベントでステージ復帰を果たしており、“Walk This Way”、“Dream On”、“Sweet Emotion”といったエアロスミスの名曲を披露している。4月にも似たようなイベントでスティーヴン・タイラーとジョー・ペリーは2年ぶりに共演を果たしている。
今回、シリウスXMのエディ・トランクとのインタヴューでジョー・ペリーは将来的に新たにエアロスミスとしてフルのコンサートを行う可能性について触れている。
「話はしているよ」とジョー・ペリーは語っている。「つまりカレンダーに記されているものを除けば、全員、元気で、問題ないからね。だから、様子を見てみるしかないね。少なくとももう1回、エアロスミスのライヴはあると思っているし、セットリストをまとめるのは大変そうだけどね。でも、分からない。様子を見てみるしかない」
スティーヴン・タイラーはフルのコンサートができるかと訊かれたジョー・ペリーは次のように答えている。「できると思うよ。準備は必要だろうけどね」
スティーヴン・タイラーはブラック・サバスの最後のライヴ「バック・トゥ・ザ・ビギニング」にも出演しており、ロニー・ウッドやトラヴィス・バーカーらと共演して、“Train Kept A Rollin”、“Walk This Way”、“Whole Lotta Love”といった曲を披露している。
エアロスミスがツアーから引退することを発表したことを受けて、クイーンのギタリストであるブライアン・メイは「涙することになった」と述べている。また、サミー・ヘイガーはバンドとの長い経緯を振り返りながら「大きな損失」だと語っている。
トム・ハミルトンは昨年ツアーから引退するという決断について次のように説明している。「決断はバンドを含めたチームと支えてきてくれたマネージメントとすることになった。今後がどうなるかは分からないけど、ツアーはもうないと思う」
将来的に代わりのヴォーカリストを迎えてツアーに出ることを検討するかどうかを尋ねられると、トム・ハミルトンは即座にその考えを否定している。「別のシンガーとツアーに出るという話はまったくないね。想像さえできないよ」
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