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キング・クリムゾンは20年以上ぶりとなるニュー・アルバムに取り組んでいると報じられている。

キング・クリムゾンは2022年に活動を休止している。キング・クリムゾンは結成メンバーのイアン・マクドナルドが2022年2月に亡くなっており、作詞家のピーター・シンフィールドは2024年11月に亡くなっている。また、今年2月にはパーカッショニストだったジェイミー・ミューアが亡くなっている。

2022年、元メンバーのトニー・レヴィンは『メトログラフ』に次のように説明している。「ロバート・フリップから受けた印象は終わったというものだった。おそらくキング・クリムゾンは将来、何らかの形で彼に話しかけ、誰がメンバーになるかはわからないが、その頭脳を復活させるのだろう」

キング・クリムゾンの最新ツアーは2021年に行われている。通算13作目となる最新作『ザ・パワー・トゥ・ビリーヴ』は2003年にリリースされている。今回、キング・クリムゾンは新作に取り組んでいることが明らかになっている。

ジャッコ・ジャクジクは『ゴールドマイン』誌のインタヴューで2013年にキング・クリムゾンに加入したことについて語っている。

「それはやることができて素晴らしい経験だったし、ある意味では今も続いている部分もある」とジャッコ・ジャクジクは語っている。「まさに今、キング・クリムゾンのスタジオ・アルバムに取り組んでいるところなんだ。いつリリースされるのか、どんなフォーマットになるのか、といったことは私の管轄外だけどね」

ジャッコ・ジャクジクは次のように続けている。「まあ、少しずつやってきたんだけど、数ヶ月前もマネージメントに『できるかな?』と声をかけられてね。それで、もちろん、いつか何らかの形でリリースされることを想定して、レコーディングをやってきた。でも、いつかはまるで分からないね」

ジャッコ・ジャクジクはこのプロジェクトについてキング・クリムゾンの最新ラインナップが参加していると述べている。最新ラインナップはロバート・フリップ、メル・コリンズ、トニー・レヴィン、パット・マステロット、ギャヴィン・ハリソン、ジェレミー・ステイシーとなっている。

ジャッコ・ジャクジクはこのアルバムにライヴで披露されてきた新曲の「スタジオ・ヴァージョン」が収録されるとして、「それをまとめる過程でできたその他の曲もいくつか収録される」と明かしている。

ジャッコ・ジャクジクは次のように説明している。「加えて、キング・クリムゾンに加入する前にロバート・フリップと作った『ザ・スケアシティ・オブ・ミラクルズ』というアルバムもあるんだ。たくさんの追加要素を加えたヴァージョンがリリースサれる予定だよ」

キング・クリムゾンについてはドキュメンタリー『イン・ザ・コート・オブ・ザ・クリムゾン・キング』が2022年に公開されている。

また、キング・クリムゾンについてはエイドリアン・ブリューとトニー・レヴィン、スティーヴ・ヴァイ、トゥールのダニー・ケアリーが80年代のアルバム 3タイトル、『ディシプリン』、『ビート』、『スリー・オブ・ア・パーフェクト・ペアー』に収録されている楽曲を演奏するプロジェクト、ビートが9月に来日公演を行うことが決定している。

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