Photo: Utopia

ペイヴメントは25年以上ぶりの新規音源となるジム・ペッパーの“Witchitai-To”のカヴァーが公開されている。

ペイヴメントは1999年発表のEP『メジャー・リーグス』以来、新規のレコーディング音源をリリースしていなかった。2002年の再結成以降、ライヴではジム・ペッパーの“Witchitai-To”は定期的に演奏されてきた。

“Witchitai-To”のカヴァー音源はこちらから。

“Witchitai-To”のカヴァー音源はライヴのリハーサルで収録されたもので、オリジナルは1969年にジム・ペッパーのバンドであるエヴリシング・イズ・エヴリシングがリリースしたデビュー・アルバムに収録されている。

新規音源の存在については昨年12月、スコット・カンバーグが明らかにしていた。「サウンドトラックにはペイヴメントの新曲が入るんだ。言えるのはそれだけだね」

「今日ミックスを聴いたところなんだ。すごいよかったよ」と彼は続けている。スコット・カンバーグは新曲について公式のスタジオ音源ではなく、リハーサルの時に実験する中で生まれた音源であることを明かしている。「大きな話じゃないんだ。クールなのは変わった曲で、演奏するのも好きな曲であるってことだね」

一部ドキュメンタリーで、一部フィクションの伝記映画になっているという映画『ペイヴメンツ』は昨年の9月4日にヴェネツィア映画祭で初めて上映されている。映画にはジョー・キーリーとジェイソン・シュワルツマンが出演している。

本作は『レンジ・ライフ:ア・ペイヴメント・ストーリー』と題された劇中劇形式のフィクションの伝記映画、巡回型の展覧会「ペイヴメンツ 1933-2022:ア・ペイヴメント・ミュージアム」、ミュージカル『スランティッド! エンチャンティッド!』といった複数のプロジェクトとバンドのドキュメンタリーを組み合わせたものとなっていると説明されている。

映画『ペイヴメンツ』はニューヨークで5月2日に、ロサンゼルスで5月9日に公開された後、アメリカ全土では6月6日に公開される予定となっている。

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