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サム・スミスは現地時間2月28日に開催されたアカデミー賞授賞式で最優秀歌曲賞を受賞したのとを受けて、ツイッターを休止すると表明している。

映画『007 スペクター』の主題歌である“Writing’s On The Wall”で最優秀歌曲賞を受賞したサム・スミスだが、ツイッターを休止することをソーシャル・メディア上で認めている。

約416万人のフォロワーを抱えるサム・スミスは次のようにツイートしている。「しばらくログアウトしておくよ。かきまぜずにシェイクしたマティーニがまったくもってピッタリだね」

サム・スミスは授賞式の受賞スピーチで「同性愛者であることをオープンにしている者で、最初のオスカー受賞者」と誤って発言してしまい、それを受けて今回の一件となっている。

受賞スピーチへの批判を受けて、彼はこう綴っている。「ゲイであることをオープンにしている2番目のアカデミー賞受賞者になれて、もしくは3番目か4番目か100番目のね。順番が大事だったわけじゃないんだ。僕は、僕が愛してやまないLGBTコミュニティに光を当てたかっただけなんだよ」

また、サム・スミスは2009年公開作『ミルク』でオスカーを受賞した脚本家で、イギリス代表でオリンピックに出場した飛込選手のトーマス・デーリーのパートナーであるダスティン・ランス・ブラックが受賞していたことを知らなかった件について謝罪している。ダスティン・ランス・ブラックは、「やあ、サム・スミス。僕が誰だか知らないんなら、僕のフィアンセにショートメールを送るのは止める頃かもよ」とツイートしており、後に冗談だったことを明かしている。

サム・スミスはその後ダスティン・ランス・ブラックのツイートにリプライしている。「ダスティン・ランス・ブラック、混乱を招いて申し訳ない。あなたの映画を必ずチェックするよ。遅ればせながら、アカデミー賞受賞おめでとう」

また、同性愛者であることをオープンにしている作詞家のハワード・アッシュマンが二度、最優秀歌曲賞を受賞していることについても「デートすべきだ」と発言し、失態を演じている。ハワード・アッシュマンはエイズの合併症で1991年に亡くなっている。この件についてサム・スミスはこれ以上、発言をしていない。

また、サム・・スミスはアカデミー賞授賞式でのパフォーマンスについても「人生で最悪の瞬間」と述べており、「あらゆる瞬間がイヤだった」と続けている。

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