レディー・ガガは、女優のジェイミー・キングが幼少の頃に「数年間虐待」を受けていたことを明かしたのを受けて、「闘士」と讃えている。
「ハート・オブ・ディクシー ドクターハートの診療日記」などの出演作で知られるジェイミー・キングだが、現地時間2月28日に開催されたアカデミー賞授賞式でのレディー・ガガによる“Til It Happens To You”の感動的なパフォーマンスを受けてツイートしている。“Til It Happens To You”は大学でのレイプ事件を扱ったドキュメンタリー映画『ザ・ハンティング・グラウンド』の主題歌となっている。
ジェイミー・キングは次のようにツイートしている。「ありがとう、レディー・ガガ。未成年の頃、この業界で数年間虐待されてきたことが本当に癒やされたようにようやく感じることができたわ。勇気を出す時よ」
レディー・ガガはそれに次のように返答している。「ジェイミー・キング、あなたは自ら名乗り出て本当に勇敢だわ。先頭を行く闘士よ。こんなことが起こるなんて非現実的なことだと思うけれど、もう一人だと感じないわ」
. @Jaime_King you are so brave to come forward, a warrior leading the way. I don't feel alone anymore watching this happen is unreal.
— Lady Gaga (@ladygaga) March 1, 2016
19歳の時にレイプされたレディー・ガガは、アカデミー賞授賞式でパフォーマンスに加わった虐待の被害者たちとの写真をインスタグラムに投稿している。
彼女たちのサポートに感謝しながら次のように述べている。「被害者の方たちとのリハーサルの最初の日は、なんとか正常でいられたという感じだったの。わたしの身体は怒りと痛みでボロボロで、泣いていて、ステージまでの足取りもぐらついてた。前の日の晩は一晩中眠れなかった。被害者のグループに自分もいるんだってことと、ついに向き合うことになるのを知って怖かったの」
「わたしは彼女たちに言ったの。申し訳ないけど、みんなのためにレディー・ガガになれないと。着飾ることもできなかった。どうにか曲を最後までやったけど、高音も出なかった。髪は濡れてて、だらしのないTシャツにジーンズ姿で、ティッシュにまみれてた。でも、みんなはわたしをハグしてくれて、言ってくれたの。大丈夫だよ。だって、このほうがリアルだからって。自分たちも痛みのなかにいることを分かってるからって。みんなはわたしをサポートするために、わたしのためにここにるんだって言ってくれたの。だって、このメッセージは聞いてもらう必要があるということを、みんな信じてたのよ」
そして、こう締めくくっている。「みんながいなかったら、こんなに強く感じられなかった。みんな、わたしのためにわたしを受け入れてくれたの。最低の状態だったのに。みんなにとってはそれでよかったのよ。そして、みんなの勇気による魔法を通して、わたしにとっても十分なものにしてくれたの」
3月1日、ケシャの29歳の誕生日を記念してのツイートもレディー・ガガは行っている。「誕生日おめでとう、ケシャ。あなたが望んでいるすべて以上のものが得られますように」
https://twitter.com/ladygaga/status/704726512050634758
アカデミー賞授賞式でのレディー・ガガのパフォーマンス映像はこちらから。
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